- 成分表示の名前
- カフェイン
- 入っている理由
- 肌の調子を整えるため(香りづけにも)
- 安全性のめやす
- 今の使い方と濃度で化粧品に使うのは安全と評価され、目のまわりの製品は濃度が低めです
この記事でわかること
- 化粧品でのカフェインの役目
- くま・むくみの話でよく出る理由
- むくみに使ったときの結果
カフェイン入りのアイクリームを見ると、目もとのくまやむくみに効くのか気になりますよね。
結論から言うと、化粧品のカフェインは、肌の状態を整える成分として入っています。くまやむくみは、化粧品の効能の言葉には入っていません。
カフェインは、化粧品では肌の状態を整える成分
化粧品のカフェインは、肌の状態を整えるために入っています。カフェインは、コーヒー豆や茶の葉にふくまれる、水に溶けやすい小さな分子です。
肌への入り方を調べる実験で、物差しとして使われてきた成分でもあります。成分表で見かけたら、肌を整える役目と読んでおきましょう。
くま・むくみは、化粧品の効能には入らない
くまやむくみは、国が認める化粧品や薬用化粧品の効能に入っていません。化粧品として言えるのは、肌の状態を整えるまでです。
それでもカフェインがむくみの話でよく出るのは、カフェインに血管を縮める働きがあるとされ、目もとのむくみと結びつけて語られるからです。
「くま・むくみ」と並べて紹介されていても、化粧品の効能とは別の話と考えておきましょう。
むくみが減ったのは、ジェルの冷たさだった
まぶたのむくみに使った結果では、カフェインが入っていてもいなくても、むくみの減り方は同じでした。
むくみが減った主な理由は、カフェインではなくジェルの冷たさでした。
まぶたに塗る
冷える
減る
3%のカフェインのジェルでも、カフェインの入っていないジェルでもむくみは減り、減った主な理由はジェルの冷たさだったという結果があります。くわしくはカフェインの記事へ。
むくみが気になる朝は、ひんやりした使い心地のほうが手がかりになります。
まとめ
- カフェインは、コーヒーや茶にふくまれる水に溶けやすい小さな成分
- 化粧品では肌の状態を整える成分で、くま・むくみは効能に入らない
- むくみに使った結果では、カフェインの入っていないジェルと同じくらい減り、主な理由は冷たさだった
「カフェイン配合」は、入っている理由と、使った結果を分けて読みましょう。
よくある質問
カフェインのアイクリームで目の下のむくみはとれますか?
カフェインのジェルでも、カフェインの入っていないジェルでもむくみは同じくらい減り、減った主な理由はジェルの冷たさだったという結果があります。くまやむくみは、化粧品の効能には入っていません。
カフェインシャンプーは育毛に効きますか?
日本で育毛をうたえるのは、育毛の有効成分が承認された医薬部外品の育毛剤です。化粧品のカフェインシャンプーは、育毛をうたえません。
化粧品のカフェインは安全ですか?
今の使い方と濃度なら安全と、アメリカの安全性評価で結論づけられています。目のまわりの製品では、使われる濃度の上限が1.5%と低めです。
この記事で参照した情報
- Cosmetic Ingredient Review. Safety Assessment of Methylxanthines as Used in Cosmetics (Final Report, 2019)
- OECD. Guidance Notes on Dermal Absorption Studies, Second Edition (2022)
- Amnuaikit T, et al. Evaluation of Caffeine Gels on Physicochemical Characteristics and In Vivo Efficacy in Reducing Puffy Eyes. J Appl Pharm Sci 2011
- 厚生労働省「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年 薬食発0721第1号)
- 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」