- 成分表示の名前
- アラントイン
- 入っている理由
- 肌あれを防ぐため(薬用の有効成分。化粧品では肌を整える)
- 安全性のめやす
- 報告された使い方と濃度の範囲で安全性を支持するデータは十分とされ、赤みやかゆみが出たらやめます
この記事でわかること
- アラントインがどんな成分で、何に入るか
- 肌荒れが起きるしくみと、アラントインが向く理由
- 薬用とふつうの化粧品で言えることの違い
化粧水の成分表でよく見るアラントイン。肌荒れにいいと聞くけれど、どんな成分なのか気になりますよね。
結論から言うと、アラントインの効果は、薬用化粧品で肌あれを防ぐことです。ふつうの化粧品では、肌を整える目的で入ります。
アラントインは、薬用化粧品で肌あれを防ぐ有効成分
アラントインがいちばんよく使われるのは、薬用化粧品の有効成分としてです。化粧水やクリーム、パックに入れた前例があるからです。
アラントインは、においのない白い粉の成分で、尿酸という物質が酸化されるとできます。国の一覧で化粧品にも入れられる成分なので、ふつうの化粧品の成分表にも出てきます。
肌荒れに向くのは、荒れた肌の赤みを和らげる側に働くから
アラントインが肌荒れに向くのは、荒れた肌で起きる赤みなどを和らげる成分の仲間だからです。まず、肌荒れがどう起きるかを見てみましょう。
乾燥や寒さ、紫外線、こするなどの刺激を受けると、肌のいちばん外側の角層がうるおいを保つ力が落ちます。すると水分が逃げやすくなり、赤みをともなって荒れていきます。
アラントインは、枠で囲んだ「荒れて赤みが出る」ところを和らげる側に働く成分の仲間です。
こする刺激
保てない
赤みが出る
化粧品の技術者の団体は、アラントインを肌荒れ・荒れ性の有効成分の代表に挙げています。区分は医薬部外品で、効能は肌あれを「防ぐ」ための言葉です。
言える効能は、その商品の効能の欄に書かれた分だけ
アラントインが入っていても、言える効能はその商品の効能の欄に書かれた分だけです。薬用化粧品の効能は、商品ごとの承認で決まるからです。
たとえば薬用の化粧水なら、国が認めうる効能の文言の一つに「肌あれ。あれ性。」があります。ふつうの化粧品に入っている場合に言えるのは、製品全体での「肌荒れを防ぐ」「肌を整える」などまでです。くわしくはアラントインの記事へ。
まとめ
- アラントインは、尿酸からできる白い粉の成分です
- 薬用化粧品では、肌あれを防ぐ有効成分です
- ふつうの化粧品では、肌を整える目的で入ります
買うときは、「薬用」の表示と効能の欄を見ましょう。
よくある質問
アラントインにはどんな効果がありますか?
薬用化粧品では、肌あれを防ぐ有効成分として使われます。ふつうの化粧品では、肌を整えて守る目的で入ります。
アラントイン入りの化粧水なら、どれでも肌荒れを防げますか?
言える効能は商品ごとに違います。薬用化粧品の効能は商品ごとの承認で決まるので、パッケージの効能の欄を見るのが確実です。
アラントインとグリチルリチン酸ジカリウムは同じですか?
どちらも薬用化粧品でよく見る有効成分ですが、正体は別物です。グリチルリチン酸ジカリウムは甘草の甘い成分のカリウム塩で、アラントインは尿酸からできる小さな分子です。