- 入っている理由
- うるおいを与え、肌をととのえるため(保湿)
- 安全性のめやす
- 医薬品として承認されたエクソソームはなく、化粧品で言えるのは保湿や整肌の範囲です
この記事でわかること
- エクソソームはどんなものか
- 化粧品で言える効能の範囲
- クリニックの点滴や注入との違い
「エクソソーム配合」の化粧品をよく見かけるようになりましたが、肌に何をしてくれるのか、クリニックの話と同じなのか気になりますよね。
結論から言うと、化粧品のエクソソームに言えるのは、うるおいを与える、肌をととのえるといった保湿の範囲です。美容クリニックで語られる若返りの話とは、分けて考えると安心です。
エクソソームは、細胞が外に出す小さな袋
エクソソームは、細胞が外に出す、とても小さな袋です。あぶらの仲間の脂質の膜に包まれ、中にたんぱく質などが入っています。
化粧品の原料は、ヒトの幹細胞を育てるときに細胞が液の中に出した袋を、その液から取り出したものです。
化粧品の原料のエクソソームができるまでの流れです。
育てる
袋を出す
取り出す
原料に
エクソソーム配合の化粧品に入っているのは、この取り出した原料です。
乾燥に向くのは、言える効能が保湿の範囲だから
エクソソームの化粧品が乾燥に向くのは、化粧品として言える効能が「うるおいを与える」などの保湿の範囲だからです。
乾燥は、肌のいちばん外側の角層から水分が逃げて起きます。化粧品が働くのも、この角層までです。「肌をととのえる」「すこやかに保つ」も言えますが、「肌が生まれ変わる」「若返る」は化粧品の効能の範囲に入りません。
エクソソームの化粧品は、乾燥が気になるときの保湿として選ぶと考えやすいです。
「エクソソーム配合」の一語では選ばない
化粧品を選ぶときは、「エクソソーム配合」という言葉だけで選ばないほうが安心です。原料のエクソソームの大きさや数、濃さが決められているわけではなく、製品ごとに中身が違いうるからです。
クリニックの点滴や注入も、承認された医薬品による治療ではなく自由診療です。考えるなら、リスクや根拠を医師によく確認しましょう。くわしくはエクソソームの記事へ。
化粧品は保湿の範囲で、医療は慎重に、という距離感で見ましょう。
まとめ
- エクソソームは、細胞が外に出すとても小さな袋
- 化粧品で言えるのは、うるおいを与えるなどの保湿の範囲
- 点滴や注入は、承認された医薬品による治療ではなく自由診療
「エクソソーム配合」は、保湿の成分のひとつとして見ておきましょう。
よくある質問
エクソソームの化粧品で、肌は若返りますか?
化粧品で「若返る」とは言えません。言えるのは、うるおいを与える、肌をととのえるなどの範囲です。
「エクソソーム配合」なら、どの製品も同じですか?
同じとは限りません。原料のエクソソームの大きさや数、濃さは決められていないため、製品ごとに違いうるからです。
クリニックのエクソソーム点滴は安全ですか?
承認された医薬品による治療ではなく、自由診療です。厚生労働省は医療機関に、医師の責任で特に安全性に気をつけるよう求めています。受けるなら、リスクや根拠を医師によく確認しましょう。