この記事でわかること
- 化粧崩れの原因は皮脂だけではないこと
- 塗る前と塗るときにできる2つの準備
- 日中にこすらず押さえて直す理由
朝きれいに塗ったのに、お昼にはテカったりよれたりしていると、皮脂を抑えるしかないのかと思いますよね。
結論から言うと、いちばん大きいのは皮脂ですが、汗や顔の動き、こすれでも化粧は崩れます。だから、塗る前・塗るとき・日中の3つの順番で防ぎます。
塗る前、塗るとき、日中の3つの順番で崩れを防ぎます。
なじませる
整える
押さえて直す
1. スキンケアをなじませてから塗る
ファンデの前に、スキンケアを肌に十分なじませます。肌に残った水分や油分は、汗や皮脂と同じく、粉のファンデの表面を固くする原因になるからです。
テカるからと保湿を省く必要はありません。皮脂と肌の水分は別の物差しです。くわしくはインナードライの記事へ。
2. 下地と粉で整える
塗るときは、下地と粉で崩れにくい土台をつくります。化粧下地は、ファンデのつきをよくし、化粧もちを上げるためのものです。粉のファンデには、合う下地を使うとよいとされます。選び方は化粧下地の記事へ。
おしろいなどの粉には、汗や皮脂を吸って崩れを防ぐ役目があります。油分の多いファンデの日は、目の周りも粉でおさえて仕上げましょう。
3. 日中はこすらず押さえて直す
化粧直しは、こすらず押さえるのが基本です。しわにたまる「よれ」は、皮脂でぬれた粉が顔の動きで取れたり集まったりして起こるので、まずはティッシュやあぶらとり紙で余分な皮脂をおさえます。
こすれも崩れのもとなので、指でこすらないこと。化粧品で言えるのは、粉が皮脂を吸うといった物理的な働きまでです。肌あれが続くときは皮膚科で相談を。
まとめ
- 崩れは皮脂だけでなく、汗や顔の動き、こすれでも起こる
- スキンケアはなじませてから、下地と粉で整える
- 日中はこすらず押さえて直す
次の化粧直しでは、まず押さえて皮脂を取ることから試してみましょう。
よくある質問
化粧崩れの原因は皮脂だけですか?
いちばん大きいのは皮脂ですが、それだけではありません。汗、顔の動き、衣服などとのこすれでも、化粧の膜は崩れます。
化粧崩れを防ぐには、何から始めればいいですか?
まずはスキンケアを肌に十分なじませてから塗ることです。そのうえで下地と粉で整え、日中は押さえて直します。
化粧直しはこすって直してもいいですか?
こすらず、押さえて直すのが基本です。こすれも崩れのもとなので、ティッシュやあぶらとり紙で余分な皮脂をおさえます。
この記事で参照した情報
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「化粧くずれ」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「化粧もち」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「化粧下地」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「体質顔料」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「乾燥型脂性肌」
- 日本化粧品工業会「化粧品Q&A」(パウダーファンデーションのケーキング・アイライナーのにじみ・摩擦で落ちる理由)
- 度会悦子ほか「化粧よれ評価法の開発と化粧下地への応用」日本化粧品技術者会誌 49(3) 218-225, 2015
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)