肌の悩み1分でわかる

乾燥肌なのにテカるのはなぜ?インナードライの正体

あるコスメオタク・2026.10.15・更新 2026.10.21・肌の悩み

この記事でわかること

  • 乾燥しているのにテカる理由
  • インナードライという呼び名の正体
  • 洗い方と保湿の基本

乾燥肌だと思っていたのにテカる所もあって、自分の肌がどちらなのかわからなくなりますよね。

結論から言うと、乾燥肌なのにテカるのは、皮脂の量と角層の水分の量が別々に決まるからです。皮脂が多くても、肌の水分は少ないことがあります。

テカりと乾きは、別々の物差しで決まる

肌の型は、皮脂の量と角層の水分の量の2つの物差しで見ます。角層とは、肌のいちばん外側の層です。2つは別々に決まるので、組み合わせで型が分かれます。

たとえば、皮脂は多いのに水分が足りない肌は「乾燥型脂性肌」と呼ばれます。これが「インナードライ」です。医学の言葉ではなく、美容の分野で広まった呼び名です。

テカるかどうかと、乾いているかどうかは、分けて考えるのがコツです。

皮脂は皮脂腺で、水分は角層で決まる

皮脂と水分は、肌の中で決まる場所が違います。だから、片方が多くても、もう片方が足りないことが起こります。

皮脂は、皮脂腺という場所でつくられる肌のあぶらです。量はホルモンや年齢、季節で決まる部分が大きいです。いっぽう水分は、角層の中にある天然保湿因子などの保湿成分が抱えています。洗いすぎでこの成分が流れると、皮脂とは関係なく角層が乾きます。

皮脂膜が厚くても、角層は乾くことがあります。

普通肌 皮脂も水分もほどよい インナードライ 皮脂は多いのに、水分が少ない 皮脂膜 角層 表皮 真皮

図の右のように、表面の皮脂膜が厚くても、角層の水分は少ないことがあります。これが、テカりながら乾くしくみです。くわしくはインナードライの記事へ。

ケアは、洗いすぎずに水分を補う

テカると何度も洗いたくなりますよね。でも、ケアの基本は、洗いすぎないことと、水分を補うことです。洗いすぎると、角層の保湿成分まで流れてしまうからです。

あぶらっぽい所を中心に洗い、乾きやすい所は洗いすぎないようにします。そのあと化粧水や乳液で水分を補います。べたついても量を減らしたり省いたりせず、乾きやすい所から塗り、足りない所に重ねます。

テカりを取ることより、角層に水分を補うことを先に考えましょう。化粧品で言えるのは「皮膚にうるおいを与える」までです。

まとめ

テカる所と乾く所の分け方は、混合肌の記事も参考にしてください。

よくある質問

乾燥肌なのにテカるのはなぜですか?

皮脂の量と角層の水分の量は、別々に決まるからです。皮脂が多くても、角層の水分が足りないことがあります。

インナードライは病気の名前ですか?

病気の名前ではなく、美容の分野で広まった呼び名です。化粧品の用語集では、乾燥型脂性肌という肌質にあたります。

テカるなら、乳液は使わなくてもいいですか?

べたついても、化粧水や乳液は省かないのが基本です。乾きやすい所から塗り、足りない所に重ねましょう。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

ひとことメモ:仕上がりや使用感には個人差があります。記載内容はブランドが公表している情報、および実際に使用した際の内容に基づくものです。

自分の肌タイプに合う成分は?7つの質問で、肌の傾向と合う成分・製品の解説がわかります1分チェック → ← トップページに戻る