使い方と選び方1分でわかる

脂性肌は保湿しなくていい?テカリの誤解3つ

あるコスメオタク・2026.10.16・更新 2026.10.21・使い方と選び方

この記事でわかること

  • 脂性肌でも保湿が要る理由
  • あぶらとり紙で皮脂が増えない理由と使い方
  • 洗顔の回数とテカリの関係

テカリが気になると、保湿はしないほうがいいのか、あぶらとり紙は使わないほうがいいのか、迷いますよね。

結論から言うと、脂性肌でも保湿は必要で、あぶらとり紙は使ってよく、洗う回数を増やしてもテカリは減りません。よく聞く3つの誤解を、順に見ていきましょう。

脂性肌でも、洗顔のあとは保湿する

脂性肌でも、洗顔のあとは保湿するのが基本です。皮脂が多くても、洗顔で皮脂膜が落ちると、角層の水分を守るものが減るからです。

皮脂膜は、肌の表面をおおって水分が逃げるのをおさえる膜です。化粧品の用語集でも、洗顔後に適度な水分と油分を補う、とされています。

洗顔で皮脂膜も落ちるので、脂性肌でも水分と油分を適度に補います。

洗顔したあと 水分が逃げやすい 保湿したあと 水分と油分を補う 角層 表皮 真皮

米国皮膚科学会も、脂性肌でも保湿剤を塗るよう勧めています。選ぶ目安は「オイルフリー」や「ノンコメドジェニック」の表示です。テカるのに乾く肌はインナードライの記事へ。テカる肌でも、保湿は省かないと覚えておきましょう。

あぶらとり紙は、テカるときに使っていい

あぶらとり紙は、テカリが気になるときに使ってかまいません。取っても、皮脂の出る量が増えるわけではないからです。

取ってすぐまたテカると、増えたように思いますよね。これは、毛穴にためていた皮脂が出てくるためです。表面の皮脂を取り続けても、皮脂の出る速さは変わらなかったという結果があります。米国皮膚科学会も、日中のテカリ対策に挙げています。

取ってすぐまたテカるのは、毛穴にためていた皮脂が出てくるためです。

表面の皮脂を
そっと取る
毛穴の皮脂が
出てくる
出る速さは
変わらない

使うときはこすらず、そっと押し当てます。こすると、皮脂がほかの所に広がるからです。

洗う回数を増やしても、皮脂は減らない

洗う回数を増やしても、皮脂の量は減らせません。皮脂の量は、ホルモンや年齢、季節で決まる部分が大きいからです。

洗顔は1日2回が勧められています。皮膚科の学会のニキビのQ&Aも、強くこすったり何度も洗ったりする必要はない、としています。洗顔料で言えるのは「皮膚を清浄にする」までです。

テカリが気になっても、洗顔は1日2回、こすらずにで十分です。

まとめ

皮脂の量が決まるしくみは、脂性肌の記事へ。

よくある質問

脂性肌でも保湿は必要ですか?

はい、洗顔のあとは保湿するのが基本です。洗顔で皮脂膜も落ちるので、適度な水分と油分を補います。米国皮膚科学会も、脂性肌でも保湿剤を塗るよう勧めています。

あぶらとり紙を使うと皮脂が増えますか?

テカリが気になるときは、使ってかまいません。取ってすぐまたテカるのは、毛穴にためていた皮脂が出てくるためです。こすらず、そっと押し当てて使いましょう。

洗顔を増やせばテカリは減りますか?

回数を増やしても、皮脂の量は減らせません。皮脂の量はホルモンや年齢、季節で決まる部分が大きいためです。洗顔は1日2回にして、強くこすらないようにします。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

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