- 成分表示の名前
- 水溶性プロテオグリカン
- 入っている理由
- 少ない量でも水を抱え、肌にうるおいを与えるため(保湿)
この記事でわかること
- プロテオグリカンがどんな形の成分か
- プロテオグリカンが乾燥を防ぐしくみ
- 化粧品として言える効能の範囲
「プロテオグリカン配合」とよく見かけるけれど、ヒアルロン酸と何が違って、肌に何をしてくれるのか気になりますよね。
結論から言うと、プロテオグリカンの効果は、少ない量でもたくさんの水を抱えて、肌にうるおいを与えることです。化粧品に入るのは、鮭の鼻の軟骨からとったものです。
プロテオグリカンは、ブラシの形をした保湿成分
プロテオグリカンは、たんぱく質の芯に糖の糸がたくさんついた、ブラシのような形の保湿成分です。もともと私たちの体の中にもある成分です。
ヒアルロン酸は糖の糸だけで、プロテオグリカンは芯に糖の糸がたくさんついたブラシの形です。
ヒアルロン酸が糖の糸だけなのに対して、プロテオグリカンには芯があります。全成分表示では「水溶性プロテオグリカン」と載っていることが多い成分です。
乾燥に向くのは、角層で水を抱えてうるおいを与えるから
プロテオグリカンが乾燥に向くのは、肌のいちばん外側の角層で水を抱え、うるおいを与えるからです。
角層は、表面の皮脂膜、細胞の中で水を抱える天然保湿因子、細胞のすき間を埋める細胞間脂質の3つでうるおいを守っています。このバランスがくずれて水分が減ると、肌は乾いてカサつきます。
プロテオグリカンの糖の糸は水となじみやすく、伸びた形になりやすい性質です。そのため重さのわりに広い場所をとり、少ない量でも多くの水を抱えます。
プロテオグリカンは角層で水を抱え、肌にうるおいを与えます。
水分が減った角層に、水を抱える成分を外から補えるので、乾燥が気になる肌に向きます。
化粧品として言えるのは「皮膚にうるおいを与える」まで
プロテオグリカンは化粧品の保湿成分で、言えるのはうるおいの範囲までです。化粧品の効能は、国が決めた範囲の中でしか言えないからです。
たとえば「皮膚にうるおいを与える」「皮膚の乾燥を防ぐ」です。効能評価試験をした製品なら「乾燥による小ジワを目立たなくする」とも言えます。くわしくはプロテオグリカンの記事へ。
角層をうるおすための保湿成分として使う、と覚えておけば十分です。
まとめ
- プロテオグリカンは、たんぱく質の芯に糖の糸がついたブラシの形の成分
- 化粧品に入るのは、鮭の鼻の軟骨からとったもの
- 糖の糸が、少ない量でも多くの水を抱えます
- 角層に水分を補い、乾燥を防ぎます
- 化粧品として言えるのは、うるおいを与える範囲まで
表示では「水溶性プロテオグリカン」の名前を探しましょう。
よくある質問
プロテオグリカンとヒアルロン酸は何が違いますか?
いちばんの違いは、たんぱく質の芯があるかどうかです。ヒアルロン酸は糖の糸だけで、プロテオグリカンは芯に糖の糸がたくさんついています。
化粧品のプロテオグリカンは何からとっていますか?
鮭の鼻の軟骨からとったものです。全成分表示では「水溶性プロテオグリカン」と載っていることが多い成分です。
プロテオグリカンを塗るとシワに効きますか?
化粧品として言えるのは、うるおいを与えるなどの範囲です。効能評価試験をした製品なら「乾燥による小ジワを目立たなくする」と言えます。