- 成分表示の名前
- 酒粕
- 入っている理由
- うるおいを与え、キメを整えるため(保湿)
- 安全性のめやす
- アルコールが残っているため、赤くなりやすい人や荒れた肌には使わないのが安心とされています
この記事でわかること
- 酒粕パックが化粧品としてすること
- 「酒粕にコウジ酸」という話の真相
- 化粧品の酒粕パックで言える範囲
酒粕パックは「肌にいい」「シミにいい」とよく聞くけれど、本当のところはどうなのか気になりますよね。
結論から言うと、化粧品の酒粕パックで言えるのは、うるおいを与えることと、シミを「防ぐ」ところまでです。酒粕そのものと、シミの話に出るコウジ酸は、分けて考えましょう。
酒粕パックは、うるおいを与えるための化粧品
市販の酒粕パックは化粧品で、酒粕はうるおいを与え、キメを整えるために入っています。
酒粕は、日本酒をしぼったあとに残る固形のものです。重さのおよそ半分は水分で、アルコールも残っています。肌への働きとしてよく語られる話は、細胞の実験や、飲む試験から来たものが中心です。
食べる話と塗る話は別と考えて、酒粕パックはうるおいのためのパックと覚えておくと迷いません。
シミの話で出るのは、「酒粕にコウジ酸」という話があるから
酒粕パックがシミの話で出るのは、「酒粕にはコウジ酸が入っている」という話があるからです。でも、酒粕を肌にのせることと、コウジ酸という成分を使うことは同じではありません。
たしかに、酒づくりに使う麹菌の中には、コウジ酸をつくるものがあります。けれども、日本の市販の発酵食品では、コウジ酸をつくる菌は除かれてきたという資料があります。
コウジ酸の働きを知りたいときは、酒粕ではなくコウジ酸という成分そのものの話として見ましょう。
シミについて化粧品で言えるのは「防ぐ」まで
酒粕が入っていても、化粧品で言えるシミの効能は「日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ」までです。化粧品の効能は、国が決めた56項目の範囲でしか言えないからです。
56項目には、毛穴を引き締める、肌を白くするという項目はありません。また、酒粕にはアルコールが残っているので、荒れた肌には使わず、作り置きもしないのが安心です。くわしくは酒粕パックの記事へ。
酒粕パックは、ほかの化粧品と同じ範囲でうるおいを与え、シミを防ぐものと考えましょう。
まとめ
- 市販の酒粕パックは化粧品で、酒粕はうるおいを与えるために入っています
- 酒粕の重さのおよそ半分は水分で、アルコールも残っています
- 酒粕を塗ることと、コウジ酸を使うことは同じではありません
- 化粧品で言えるシミの効能は、「防ぐ」までです
- 毛穴を引き締める・肌を白くする、は化粧品の効能にありません
試すなら、赤みやかゆみが出たらすぐ洗い流しましょう。
よくある質問
酒粕パックに肌への効果はありますか?
化粧品の酒粕パックで言えるのは、うるおいを与える、キメを整えるといった範囲です。よく語られる肌への話は、細胞の実験や飲む試験から来たものが中心です。
酒粕パックでシミは防げますか?
化粧品として言えるのは「日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ」までです。肌を白くする、という項目はありません。
酒粕パックを手作りするときの注意は?
酒粕にはアルコールが残っているので、荒れた肌には使わないのが安心です。作り置きはせず、赤みやかゆみが出たらすぐ洗い流します。