- 成分表示の名前
- サリチル酸
- 入っている理由
- 角質どうしのつながりをゆるめ、はがれやすくするため
- 安全性のめやす
- 日本の化粧品では100gあたり0.2gまでと決められ、乾燥や刺激が出ることがあるので1日1回から様子を見るのが無難とされています
この記事でわかること
- サリチル酸が角質と毛穴にしていること
- ニキビができるしくみと、サリチル酸が向く理由
- 化粧品と薬用の商品で言えることの違い
ニキビ用の洗顔料や化粧水でよく見るサリチル酸。ニキビにいいのか、使って肌が荒れないか、迷いますよね。
結論から言うと、サリチル酸は、古い角質をはがれやすくして、毛穴の出口のつまりに働く成分です。ただし、ニキビを防ぐとうたえるのは薬用の商品です。
サリチル酸は、角質どうしのつながりをゆるめる成分
サリチル酸は、角質どうしのつながりをゆるめて、はがれやすくする成分です。
肌のいちばん外側には、角質が重なっています。角質とは、役目を終えた古い肌の細胞です。サリチル酸のもう1つの特徴は、油になじみやすいことです。そのため、皮脂、つまり肌から出るあぶらがたまる毛穴にも、とどきやすいとされています。
ニキビに向くのは、毛穴の出口のつまりに働くから
サリチル酸がニキビに向くのは、ニキビの始まりである、毛穴の出口のつまりに働くからです。
ニキビは、皮脂と古い角質が毛穴の出口をふさぎ、皮脂が外に出られなくなるところから始まります。
サリチル酸が働くのは、枠で囲んだ、古い角質で毛穴の出口がつまるところです。
残る
がつまる
たまる
できる
サリチル酸は、毛穴と皮脂をつくる場所のあたりに集まりやすいとされています。皮膚科では、このタイプのニキビのピーリング、つまり角質をはがす施術によい成分とされています。毛穴のつまりから働く成分だと覚えておきましょう。
「にきびを防ぐ」とうたえるのは、薬用の商品
サリチル酸入りでも、「にきびを防ぐ」とうたえるのは医薬部外品、つまり薬用の商品です。区分によって、言える効能が決まっているからです。
たとえば、薬用の化粧水やパックの効能の範囲には「にきびを防ぐ」があります。化粧品で言えるのは「肌を柔らげる」「肌を滑らかにする」までです。薬用でも治療ではなく「防ぐ」ための効能で、ニキビの治療は医薬品や皮膚科の役目です。くわしくはサリチル酸の記事で解説しています。
まとめ
- サリチル酸は、角質どうしのつながりをゆるめ、はがれやすくする
- 油になじみ、毛穴のあたりに集まりやすいとされる
- 「にきびを防ぐ」とうたえるのは医薬部外品。化粧品は「肌を滑らかにする」まで
使いはじめは乾燥しやすいので、1日1回から様子を見ましょう。
よくある質問
サリチル酸入りの化粧品で、ニキビは防げますか?
ニキビを防ぐとうたえるのは、医薬部外品(薬用)の場合です。ふつうの化粧品で言えるのは「肌を柔らげる」「肌を滑らかにする」までで、洗顔料なら洗うことでニキビを防ぐという範囲です。
化粧品にはサリチル酸がどれくらい入っていますか?
日本の化粧品では、100gあたり0.2gまでです。皮膚科のピーリングで使う20〜35%とは、100倍以上の差があります。
サリチル酸を使うときの注意はありますか?
使いはじめの乾燥や赤み、ヒリつきに気をつけましょう。ほかの角質ケアやニキビ用の塗り薬と重ねると刺激が強まりやすいので、1日1回から様子を見るのが無難です。