- 成分表示の名前
- アゼロイルジグリシンK
- 入っている理由
- 肌をととのえ、うるおいを与えるため(トーンを整えるとされる)
- 安全性のめやす
- 日本では医薬部外品の有効成分ではなく化粧品の成分で、使い心地はマイルドとされています
この記事でわかること
- アゼロイルジグリシンKに言える効果の範囲
- くすみが起きる原因と、くすみの話でよく出てくる理由
- アゼライン酸とのいちばんの違い
成分表で「アゼロイルジグリシンK」という長い名前を見ると、どんな成分なのか、くすみにいいのか気になりますよね。
結論から言うと、アゼロイルジグリシンKは、アゼライン酸を水に溶けやすく作り変えた化粧品の成分で、効果は肌をととのえることです。くすみの話で出るのは、肌のトーンを整える働きがあるとされるからです。
アゼロイルジグリシンKは、アゼライン酸を水に溶けやすくした化粧品の成分
アゼロイルジグリシンKは、アゼライン酸の誘導体で、日本では化粧品の成分です。誘導体=元の成分に手を加えて、性質を変えたもののことです。
アゼライン酸に、アミノ酸の一種のグリシンを2つつないで、カリウム塩にしたものです。アゼライン酸は水に溶けにくいのに対し、こちらは水に溶けやすくなっています。
アゼライン酸にグリシンを2つつなぐと水に溶けやすくなり、化粧水や美容液にも入れやすくなります。
イン酸
溶けにくい
をつなぐ
入れやすい
医薬部外品の有効成分ではないので、化粧品として書けるのは「うるおいを与える」「肌をととのえる」の範囲です。
くすみの話で出るのは、肌のトーンを整える働きがあるとされるから
アゼロイルジグリシンKがくすみの話で出るのは、肌のトーンを整えて明るく見せる働きがあるとされるからです。くすみが何から起きるかを見ると、その意味がわかります。
くすみは、顔がぼんやり暗く見える状態です。原因は1つではなく、メラニンがうすく広がる、角層が厚くなって透明感が減る、表面で光が乱れてつやが落ちる、などが重なって起きます。
アゼロイルジグリシンKは、肌のトーンを整える働きや、皮脂を調整する働きがあるとされます。区分は化粧品なので、言えるのは「肌をととのえる」までです。
アゼライン酸の実績は、そのまま当てはまらない
親成分のアゼライン酸の実績が、そのままアゼロイルジグリシンKに当てはまるわけではありません。誘導体は、元の成分とまったく同じではないからです。
たとえば、アゼライン酸は海外では、濃いクリームやゲルの薬として使われてきました。アゼロイルジグリシンKはそれとは別の、化粧品の成分です。くわしくはアゼロイルジグリシンKの記事へ。
名前が似ていても、別の成分として見ておけば迷いません。
まとめ
- アゼロイルジグリシンKは、アゼライン酸を水に溶けやすくした誘導体です
- 化粧品の成分で、言えるのは「肌をととのえる」までです
- トーンや皮脂を整える働きがあるとされますが、アゼライン酸と同じ効果とは限りません
軽い使い心地で選ぶなら、化粧水や美容液に入ったものを見てみましょう。
よくある質問
アゼロイルジグリシンKとアゼライン酸は同じ成分ですか?
別の成分です。アゼライン酸にグリシンを2つ結合させたカリウム塩で、アゼライン酸から作られた誘導体です。
アゼロイルジグリシンKはくすみに効きますか?
化粧品として言えるのは「肌をととのえる」までです。肌のトーンを整えて明るく見せる働きがあるとされ、化粧水や美容液に入っています。
誘導体ならアゼライン酸と同じ効果がありますか?
同じとは限りません。誘導体は元の成分とまったく同じではないため、アゼライン酸の研究の実績がそのまま当てはまるわけではありません。