- 成分表示の名前
- カオリン、ベントナイトなど
- 入っている理由
- 皮脂や汚れを吸着して取り除き、肌を清浄にするため
- 安全性のめやす
- 肌に塗る使い方は今の使い方で安全と評価されていますが、粉は吸い込まないように使います
この記事でわかること
- クレイパックがどんなパックか
- 皮脂・汚れに向く理由
- 化粧品として言える効果の範囲
顔のテカリやべたつきが気になると、クレイパックで本当にすっきりするのか、毛穴まで変わるのか、気になりますよね。
結論から言うと、クレイパックは粘土で皮脂や汚れを吸いつけて洗い流すパックで、言えるのは汚れを落として肌を清浄にするところまでです。
クレイパックは、粘土の「吸う」力で皮脂や汚れを落とす
クレイパックは、粘土が皮脂や汚れを吸いつけることで、肌をすっきりさせます。テカリやべたつきは、皮脂腺から出た皮脂が肌の表面にたまって起きるので、それを粘土に移して洗い流せるからです。
クレイは粘土のことで、よく使われるのはカオリンとベントナイトです。カオリンは油や水を吸う性質があり、ベントナイトは水を吸ってふくらみます。
枠で囲んだ「吸いつける」ところが、クレイパックの働きです。
肌にのせる
吸いつける
洗い流す
のせてから洗い流すと、粘土に吸いついた皮脂や汚れもいっしょに落ちます。
化粧品として言えるのは、肌を清浄にするところまで
化粧品として言えるのは、「(汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする」までです。粘土の働きは、肌の表面の皮脂や汚れを吸いつけて取り除くことだからです。
そのため、毛穴が小さくなるとは言えません。くわしくはクレイパックの記事へ。
皮脂が減るのは、落としてすぐのうち
クレイパックで皮脂が減るのは、落とした直後です。皮脂は皮脂腺から出続けているので、取り除いても、また肌の表面に出てくるからです。
実際に、脂性肌の額にクレイを入れたパックをのせると、落とした直後は何も塗らない部分より皮脂が減ったという結果があります。ただし、時間がたつと皮脂はもとより多く戻りました。
クレイパックは、テカリをその場ですっきりさせたいときのお手入れと考えておきましょう。
まとめ
- 粘土で皮脂や汚れを吸いつけるパックです
- 言えるのは、汚れを落として肌を清潔にするところまでです
- 皮脂が減るのは落とした直後で、時間がたつと戻ります
使い方は製品の表示に従い、乾かしすぎないようにしましょう。
よくある質問
クレイパックで毛穴は小さくなりますか?
化粧品の効果としては言えません。クレイパックで言えるのは、汚れを落として肌を清浄にするところまでです。
クレイパックはどのくらいの頻度で使えばいいですか?
製品の表示に従いましょう。使ったあとにつっぱりや乾燥を感じたら、回数を減らして様子を見ます。
クレイパックを使うときの注意はありますか?
乾かしすぎず、粉を舞い上げないことです。肌に合わないと感じたら使うのをやめ、皮膚科に相談しましょう。
この記事で参照した情報
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「カオリン」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「ベントナイト」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「パック」
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)
- Sarruf FD, et al. Clay-Based Cosmetic Formulations: Mineralogical Properties and Short-Term Effects on Sebum Regulation and Skin Biomechanics. Cosmetics 2025;12(5):219