商品とブランド製品の成分解説

トーンアップサンクリームの成分は?紫外線を防ぐ成分は何番目か解説

あるコスメオタク・2026.10.17・成分解説

この記事でわかること

  • 日本での区分とSPF・PAの表示
  • 紫外線を防ぐ成分が全成分の何番目か
  • 精油や色の成分など気になる成分の有無

ダルバのウォータフルトーンアップサンクリームは日焼け止めにもなる化粧下地で、紫外線を防ぐ酸化チタンが7番目、紫外線吸収剤が8番目と11番目にあります。全成分は63で、色をつける酸化鉄は59番目と60番目です。

成分表は多い順。1%以下と着色剤は順不同です。

全成分63のうち、上から8つと注目の成分 上から8つ(多い順) 1 水 2 炭酸ジカプリリル 油分 3 アジピン酸ジブチル 油分 4 プロパンジオール 保湿 5 サリチル酸ブチルオクチル 油分 6 グリセリン 保湿 7 酸化チタン 紫外線散乱剤 8 ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 吸収剤 9番目から先の、注目の成分 10 ナイアシンアミド ビタミンB3の仲間 11 エチルヘキシルトリアゾン 紫外線吸収剤 22 ツベルマグナツムエキス ホワイトトリュフ 27 ヒアルロン酸Na 保湿 59 酸化鉄(CI 77492) 色材・黄 60 酸化鉄(CI 77491) 色材・赤 最後の61〜63番目は、香りの成分のリモネン・シトラール・リナロール

どんな製品?

肌の色を明るく見せる化粧下地で、日焼け止めとしても使えます。医薬部外品の表示はなく、区分は化粧品です。アットコスメ の公式商品情報では、色違いと分けて「ピンク」と書かれています。

製品名に数字はありません。表示はSPF50+ PA++++で、これはブランドの表示です。日本の表示では、SPFもPAもいちばん上の区分です。

注目の成分は何番目?

7番目の酸化チタンは白い粉で、紫外線を散らして肌に届くのを防ぐとされます。くわしくは酸化チタンの記事へ。

8番目のジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルと、11番目のエチルヘキシルトリアゾンは紫外線吸収剤です。どちらも国が化粧品に使ってよいと決めた紫外線吸収剤のリストに載っています。

10番目のナイアシンアミドはビタミンB3の仲間です。医薬部外品では有効成分にも使われますが、この製品は化粧品です。ホワイトトリュフのツベルマグナツムエキスは22番目です。

どんな肌の悩みに合わせた成分?

紫外線を防ぐ成分が上のほうにあり、日やけとシミに合わせた成分構成です。化粧品の日焼け止めで言えるのは「日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ」までです。6番目のグリセリンや27番目のヒアルロン酸Naは保湿剤で、乾燥を防ぐ役目とされます。

色をつける成分は、59番目の黄の酸化鉄と60番目の赤の酸化鉄です。肌の色を明るく見せるのは、化粧としての働きです。

香料とエタノールは全成分にありません。一方、23番目にオレンジ油、25・26番目にマンダリンオレンジ果皮油とアオモジ果実油という精油があります。61〜63番目には香りの成分のリモネン・シトラール・リナロールがあります。

酸では、56番目にクエン酸があります。紫外線吸収剤は、まれにかぶれる人がいるとされます。合うかは自分の肌で確かめ、異常が出たら使うのをやめましょう。

まとめ

成分表は、紫外線を防ぐ成分の位置と、刺激が気になる成分の有無を見る手がかりになります。

全成分を見る(確かめた日 2026.10.17)

水、炭酸ジカプリリル、アジピン酸ジブチル、プロパンジオール、サリチル酸ブチルオクチル、グリセリン、酸化チタン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ポリシリコーン-15、ナイアシンアミド、エチルヘキシルトリアゾン、ペンチレングリコール、スベリヒユエキス、ヤナギラン花/葉/茎エキス、ロドデンドロンフェルギネウムエキス、ツボクサエキス、モモ花エキス、モモ果実エキス、ヤマザクラ花エキス、アロエベラ葉エキス、ドクダミエキス、ツベルマグナツムエキス、オレンジ油、ホホバ種子油、マンダリンオレンジ果皮油、アオモジ果実油、ヒアルロン酸Na、ダマスクバラ花水、シラカンバ樹液、1,2-ヘキサンジオール、(VP/エイコセン)コポリマー、メチルプロパンジオール、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、カプリン酸ポリグリセリル-2、ステアリン酸スクロース、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、ポリアクリレートクロスポリマー-6、アルミナ、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、ステアリン酸、エチルヘキシルグリセリン、ラウリルカルバミン酸イヌリン、カプリル酸グリセリル、キサンタンガム、ポリヒドロキシステアリン酸、アデノシン、スクワラン、トリエトキシカプリリルシラン、ポリエーテル-1、t-ブタノール、トコフェロール、BG、加水分解ヒアルロン酸、ビオサッカリドガム-1、アラントイン、クエン酸、カプリリルグリコール、リン酸2Na、酸化鉄(CI 77492)、酸化鉄(CI 77491)、リモネン、シトラール、リナロール

出典: マツモトキヨシ・ココカラ公式オンラインストア「ダルバ ウォータフルトーンアップサンクリーム 50mL」(国内の大手販売店の通販ページ。日本向け公式サイトは英語の全成分、アットコスメ の公式商品情報には全成分の欄がないため)

よくある質問

ウォータフルトーンアップサンクリームは、何で紫外線を防いでいますか?

酸化チタンと紫外線吸収剤の組み合わせです。全成分63のうち、酸化チタンが7番目、紫外線吸収剤のジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルが8番目、エチルヘキシルトリアゾンが11番目にあります。

トーンアップの色は、何でつけていますか?

59番目と60番目の2種類の酸化鉄です。表示は酸化鉄(CI 77492)と酸化鉄(CI 77491)で、黄と赤の酸化鉄です。着色剤は、成分表で順不同に書いてよい決まりです。

香料や精油は入っていますか?

香料とエタノールは全成分にありませんが、精油はあります。23番目にオレンジ油、25番目にマンダリンオレンジ果皮油、26番目にアオモジ果実油があり、61〜63番目には香りの成分のリモネン・シトラール・リナロールがあります。

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この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

ひとことメモ:仕上がりや使用感には個人差があります。記載内容はブランドが公表している情報、および実際に使用した際の内容に基づくものです。

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