- 成分表示の名前
- グルタチオン
- 入っている理由
- 透明感やうるおいなど、化粧品の範囲の目的で
- 安全性のめやす
- 化粧品基準の配合禁止・制限成分には入っておらず配合できますが、薬用化粧品の有効成分ではありません
この記事でわかること
- グルタチオンがシミの話で出る理由
- 飲む・打つ・塗るの区分の違い
- 塗る化粧品で言えることの範囲
シミ対策の話で、グルタチオンという名前を見かけることがありますよね。塗るものも飲むものも点滴もあって、どれが何のためのものなのか迷う人は多いと思います。
結論から言うと、グルタチオンは、飲む・打つ・塗るで、言えることがまったく違う成分です。しみに関わる効能があるのは、医師が使う注射の薬だけです。
グルタチオンは、3つのアミノ酸がつながった体の中の成分
グルタチオンは、3つのアミノ酸がつながった成分です。もともと体の中にあり、薬の公定書にも載っています。
同じグルタチオンでも、飲み薬・注射の薬・化粧品と、いくつもの区分で使われています。区分が違えば、言えることも違います。
シミの話で出るのは、注射の薬に肝斑などの効能があるから
グルタチオンがシミの話でよく出るのは、注射の薬に、しみに関わる効能があるからです。
しみは、紫外線を浴びて作られたメラニンという色の粒が、まわりの細胞に渡されてたまってできます。
しみができるまでの流れで、塗る化粧品のグルタチオンには、この流れに働く承認された効能はありません。
浴びる
できる
渡される
しみになる
注射の薬の説明書には、効能として「肝斑、炎症後の色素沈着」などが並んでいます。肝斑は、しみの一種です。これは病気の名前に対する効能で、肌を白くする効能ではありません。
美容クリニックの点滴も、この注射の領域です。ただし美容の点滴は保険のきかない自由診療で、国が認めた量の範囲で行われているとは限りません。
塗る化粧品では「しみを防ぐ」とはうたえない
塗る化粧品のグルタチオンでは、「しみを防ぐ」とはうたえません。グルタチオンは、医薬部外品の有効成分ではないからです。
化粧品として言えるのは「うるおい」などの範囲です。飲み薬も医薬品ですが、その効能は肌の色についてのものではありません。くわしくはグルタチオンの記事で解説しています。
まとめ
- グルタチオンは、3つのアミノ酸がつながった体の中にある成分です
- しみに関わる効能があるのは、医師が使う注射の薬だけです
- 塗る化粧品は「しみを防ぐ」とはうたえず、飲み薬の効能も肌の色についてのものではありません
海外から個人輸入した製品は、国内の規制を受けないので避けましょう。
よくある質問
グルタチオン配合の化粧品で、シミは防げますか?
化粧品では「しみを防ぐ」とはうたえません。グルタチオンは医薬部外品の有効成分ではないので、「うるおい」など一般の化粧品の範囲の表現になります。
グルタチオンを飲むと肌は白くなりますか?
飲み薬のグルタチオンは医薬品で、その効能は肌の色についてのものではありません。肌の色やしみが気になるときは、皮膚科で相談しましょう。
白玉点滴は、国が認めた使い方ですか?
保険のきかない自由診療で、医師の裁量で行われます。注射の薬として認められた量の範囲で行われているとは限らないことを、知っておきましょう。