成分辞典1分でわかる

1分でわかるライスパワーNo.11の効果|乾燥肌に向く理由

あるコスメオタク・2026.10.13・更新 2026.10.21・成分解説
成分表示の名前
米エキスNo.11
入っている理由
角層が水分を保つ力に関わる効能のため(薬用の有効成分)
安全性のめやす
米アレルギーのある人は成分表を確かめ、目に入らないように使い、赤みやかゆみが出たらやめます

この記事でわかること

  • ライスパワーNo.11の効能と、ふつうの保湿の差
  • 乾燥肌で起きていることと、No.11が向く理由
  • 効能を書ける製品とそうでない製品

成分表で「米エキスNo.11」を見かけると、ふつうの保湿成分と何が違うのか、乾燥肌に本当に向くのか気になりますよね。

結論から言うと、ライスパワーNo.11は、肌が水分を保つ力に関わる医薬部外品の有効成分です。お米を発酵させてつくる成分で、効能は「皮膚水分保持能の改善」です。

ライスパワーNo.11は、お米を発酵させてつくる薬用の有効成分

ライスパワーNo.11は、米を麹菌や酵母などで発酵させたエキスで、医薬部外品の有効成分です。成分表示では「米エキスNo.11」と書かれます。

開発した会社によると、医薬部外品の有効成分として2001年に認められ、効能は「皮膚水分保持能の改善」です。

ふつうの保湿成分とは違い、効能をもつ有効成分として認められている点が特徴です。

乾燥肌に向くのは、角層が水分を保つ力に働くから

ライスパワーNo.11が乾燥肌に向くのは、角層が水分を保つ力そのものに働くからです。まず、乾燥肌で何が起きているかを見てみましょう。

角層=肌のいちばん外側の層は、天然保湿因子や、細胞のすき間を埋める細胞間脂質などで水分を抱えています。この水分を保つ力が落ちると、肌はすぐに乾いてしまいます。

No.11は角層をつくる細胞に働きかけ、セラミドなどの細胞間脂質を増やすとされています。

医薬部外品の有効成分として認められているのは、角層が水分を保つ力の「皮膚水分保持能の改善」です。

使う前 水分をすぐ逃がす 使ったあと 水分を保ちやすい 角層 表皮 真皮

ふつうの化粧品で言える保湿は、「皮膚にうるおいを与える」「皮膚の乾燥を防ぐ」などまでです。No.11の効能は、水分を足すのではなく、水分を保つ力に向けたものです。

効能を書けるのは、その効能で承認を受けた製品だけ

「皮膚水分保持能の改善」を書けるのは、その効能で承認を受けた医薬部外品だけです。医薬部外品の効能は、成分ではなく製品ごとの承認で決まるからです。

たとえば、ライスパワーNo.11を塗ると、肌が水分を保つ力が上がったという結果があります。ただ、No.11が入っていても、その効能で承認を受けていない製品には書けません。くわしくはライスパワーNo.11の記事へ。

乾燥肌の手入れに選ぶなら、成分の名前より先に、効能の欄を見るのが確実です。

まとめ

選ぶときは、「医薬部外品」の表示と効能の欄を見てみてください。

よくある質問

ライスパワーNo.11はどんな成分ですか?

角層が水分を保つ力に関わる、医薬部外品の有効成分です。米を微生物で発酵させたエキスで、成分表示では「米エキスNo.11」と書かれます。

ライスパワーNo.11入りなら、「皮膚水分保持能の改善」をうたえますか?

うたえるとは限りません。効能は製品ごとの承認で決まり、書けるのはその効能で承認を受けた医薬部外品だけです。

ライスパワーNo.11はシワにも働きますか?

No.11の効能は、水分を保つ力に関する「皮膚水分保持能の改善」です。シワの効能は、No.11+という別の有効成分の話です。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

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