この記事でわかること
- 肌荒れのときに角層で起きていること
- 肌荒れに向く成分とその区分
- 化粧品と薬用で違う効能の言葉
急に肌がかさついたり、粉をふいたりすると、何が原因で、何を使えばいいのか迷いますよね。
結論から言うと、肌荒れは、肌のいちばん外側の角層のきめが乱れた状態です。病気の名前ではなく、保湿とこすらないケアで守るのが基本です。
肌荒れは、刺激で角層が育ちきらずに起きる
肌荒れは、刺激を受けた肌で、角層の細胞が育ちきらないまま表面に出てくることで起きます。
きっかけは、乾燥・紫外線・刺激です。刺激のある物やこすれ、強い日差しを受けると、肌の中で炎症が起き、表皮の細胞が増えすぎます。すると細胞が育ちきらないまま角層の表面に押し上げられ、粉ふきになります。
保湿は、枠で囲んだ角層の段階で、水分を保ってはがれ方を整えます。
刺激
起きる
未熟なまま
ふく
だから肌荒れは、刺激を受けてすぐではなく数時間から数日後に出てきます。冬に多いのは、乾燥で角層の水分が減ることも一因と考えられています。
向くのは、うるおいを保つ保湿剤と「肌あれ」の有効成分
肌荒れに向くのは、角層の水分を保つ保湿剤と、医薬部外品の「肌あれ」の有効成分です。原因が角層の水分の減りと、刺激による炎症にあるからです。
化粧品では、グリセリンなどの保湿剤が角層の水分を保ちます。角層がやわらかくなると、はがれ方もなめらかになり、粉ふきが目立ちにくくなります。
医薬部外品では、甘草からとれる成分の仲間のグリチルリチン酸ジカリウムが、薬用石けんで「肌あれを防ぐ」効能の有効成分とされています。アラントインも、「肌あれ・あれ性」の効能をもつ有効成分の代表です。どれを選ぶときも、洗うときと拭くときにこすらないことが土台になります。
効能の言葉は、どれも「防ぐ」側
薬用なら荒れた肌を元にもどせる、と思いますよね。でも国が認めた効能の言葉は、どれも肌荒れを防ぐ側の言葉です。
化粧品で言えるのは「肌荒れを防ぐ」「肌のキメを整える」などです。薬用の化粧水やクリームでは「肌あれ。あれ性。」です。
だから、肌荒れのケアは、荒れる前から保湿して守るのが近道です。くわしくは肌荒れの記事で解説しています。
まとめ
- 肌荒れは、角層のきめが乱れてかさつく状態です
- 刺激で炎症が起き、細胞が育ちきらないまま押し上げられて粉をふきます
- きっかけは乾燥・紫外線・刺激で、少し遅れて出ます
- 保湿剤は角層の水分を保ち、医薬部外品には「肌あれ」の有効成分があります
- 効能の言葉は、どれも防ぐ側です
ふだんから保湿と、こすらないケアで守りましょう。赤みやかゆみが出たら、使うのをやめて皮膚科へ。
よくある質問
肌荒れの原因は何ですか?
乾燥、紫外線、刺激のある物、こすれなどがきっかけです。冬に起きやすく、刺激を受けてから数時間〜数日後に出てきます。
薬用化粧品なら肌荒れはよくなりますか?
薬用の化粧水やクリームで認められている効能は「肌あれ。あれ性。」で、肌荒れを防ぐ側の言葉です。ふつうの化粧品で言えるのは「肌荒れを防ぐ」までです。
肌荒れとかぶれはどう違いますか?
かぶれは、肌にふれた物で起きる湿疹で、皮膚の病気です。赤みやぶつぶつ、かゆみや痛みが出たら、使うのをやめて皮膚科に相談します。
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