この記事でわかること
- 肌荒れ中も続けたいスキンケア
- 休んだほうがいいものとその理由
- 皮膚科に相談する目安
肌が荒れてしまうと、いつものスキンケアを続けていいのか、全部やめて肌を休ませたほうがいいのか迷いますよね。
結論から言うと、スキンケアを全部やめる必要はありません。刺激になりうるものだけ休み、洗う・保湿・紫外線対策は続けます。
洗う・保湿・日焼け止めは、しみなければ続ける
化粧水や保湿は、しみたり赤くなったりしなければ続けてかまいません。肌荒れした肌は、いちばん外側の角層が水分を保つ力が落ちているからです。うるおいを与えて水分を保つことが、肌荒れを防ぐ基本になります。
洗うのもやめず、やさしい洗浄料で、こすらずに洗います。拭くときはタオルでおさえます。日差しも肌荒れのきっかけになるので、日焼け止めも続けましょう。
肌荒れしているときも続けたい、毎日の手入れの順番です。
洗う
おさえる
を塗る
荒れているときこそ、この守るための基本の手入れは続ける、と覚えておきましょう。
角質ケアと新しい製品は、いったん休む
休むのは、角質ケアと、新しく使い始める製品です。荒れた肌はバリア機能が下がり、外からの刺激が入りやすくなっているからです。
米国皮膚科学会も、肌が敏感なときにピーリングやレチノイドを初めて試すのは避けるよう案内しています。塗ってしみるものも休みます。合わなかった製品は捨てずに残しておくと、原因を調べるときに役立ちます。
「いつもと違うもの」と「しみるもの」は、肌が落ち着くまでお休みにしましょう。
赤みやかゆみが続くなら、やめて皮膚科へ
赤み・はれ・かゆみ・ヒリつきが続くときや、ぶつぶつ・ジクジクが出たときは、使うのをやめて皮膚科に相談します。そのまま使い続けると、悪化させることがあるからです。
保湿を続けても乾燥がおさまらないときも、相談の目安です。化粧品で言えるのは「肌荒れを防ぐ」まで。合わなかったときの手当ては、皮膚科の役目です。
迷うほど荒れているなら、自分で何とかしようとせず相談するのが近道です。
まとめ
- 肌荒れしても、スキンケアを全部やめる必要はない
- 洗う・保湿・日焼け止めは、しみなければ続ける
- 洗うときはこすらず、拭くときはタオルでおさえる
- 角質ケアや新しい製品、しみるものは休む
- 赤み・かゆみが続く、ぶつぶつが出たらやめて皮膚科へ
迷ったら、使うものを減らして、守るケアだけにしてみましょう。
よくある質問
肌荒れしたら、スキンケアは全部やめるべきですか?
全部やめる必要はありません。こすらずに洗うこと、保湿、日焼け止めは続け、角質ケアや新しく使い始める製品は休みます。
肌荒れ中に、化粧水がしみるときは?
しみるものは、いったん休みます。しみたり赤くなったりしない保湿だけにして、続くときは皮膚科で、何がしみたかを伝えましょう。
肌荒れ中に、ピーリングをしてもいいですか?
肌が落ち着くまで休みましょう。荒れた肌は外からの刺激が入りやすく、米国皮膚科学会も、肌が敏感なときにピーリングを初めて試すのは避けるよう案内しています。
合わなかった化粧品は捨ててもいいですか?
捨てずに手元に残しておきましょう。使うのをやめたうえで残しておくと、皮膚科で原因を調べるときに役立ちます。
この記事で参照した情報
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「肌荒れ」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「肌荒れ防止剤」
- 日本化粧品工業会「化粧品の使用上の注意表示に関する自主基準」(2016年12月1日)
- 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「かぶれ Q2」
- American Academy of Dermatology. Dermatologists' top tips for relieving dry skin (2026年1月2日更新)
- American Academy of Dermatology. 10 ways to prevent face mask skin problems (2024年8月7日更新)
- American Academy of Dermatology. How to test skin care products (2021年8月10日更新)
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)