この記事でわかること
- スクラブ洗顔を毎日使えるかを決めるもの
- スクラブの粒の役目と、こすらない理由
- スクラブ洗顔を休んだほうがいいとき
スクラブ洗顔のつぶつぶ感が気持ちよくて、毎日使っても大丈夫なのか迷いますよね。
結論から言うと、スクラブ洗顔を毎日使っていいかは、製品の使い方の欄しだいです。どの回数でも、力を入れずに使うのが基本です。
毎日使えるかは、製品の使い方の欄で決まる
製品の使い方の欄に書かれた回数なら、使えます。スクラブ洗顔の回数には、一律の正しい回数が決まっているわけではないからです。
米国皮膚科学会は、こする力が強い方法ほど回数は少なくてよい、としています。やりすぎると、赤みや刺激につながります。考え方は酵素洗顔の記事と同じです。
回数に迷ったら、使い方の欄どおりにして、肌の様子を見るのがいちばんです。
粒は洗うのを助ける粉なので、こすらなくていい
スクラブの粒は、マッサージや洗浄を助けるための粉なので、力を入れてこする必要はありません。粒の手ざわりがあると、ついゴシゴシしたくなりますよね。でも、こする力が強いと、肌のいちばん外側の角層が傷みやすくなります。
ブタの皮膚で調べると、こする力が強いほど角層に小さなすき間ができ、物質が通りやすくなったという結果があります。角層は、うるおいを保ち、外からの刺激を防ぐ大事な層です。
枠で囲んだ「力を入れず円をえがく」ところが、スクラブ洗顔でいちばん大事な点です。
なじませる
円をえがく
すすぐ
粒は肌の上ですべらせるだけで十分です。洗い方の基本は洗顔料の使い方へ。
赤みやヒリつきが出たら、休む
赤みやヒリつき、かゆみが出たら、使うのをやめて休みます。肌が刺激を受けているサインだからです。
傷や日焼けした肌には使いません。敏感な肌やニキビができやすい肌には、刺激が強すぎることもあります。目のまわりは避け、目に入ったらこすらず洗い流します。
化粧品で言えるのは「皮膚を清浄にする」までです。症状が続くときは、皮膚科に相談しましょう。
まとめ
- 毎日使えるかは、製品の使い方の欄に従う
- 粒は洗うのを助ける粉。力を入れずに使う
- 赤み・ヒリつきが出たら休む。続けば皮膚科へ
使い方の欄どおりの回数で、肌の様子を見ながら使いましょう。
よくある質問
スクラブ洗顔は毎日使ってもいいですか?
製品の使い方の欄に書かれた回数なら使えます。一律の正しい回数が決まっているわけではなく、製品の使い方の欄に従うのが基本です。
スクラブの粒で、角質をこすり取るのですか?
いいえ、粒はマッサージや洗浄を助けるための粉です。力を入れてこする必要はなく、小さく円をえがくようにやさしく洗います。
スクラブ洗顔を使わないほうがいいのは、どんなときですか?
赤みやヒリつき、かゆみが出たときです。傷や日焼けした肌にも使いません。目に入ったらこすらず洗い流し、症状が続くときは皮膚科に相談しましょう。
この記事で参照した情報
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「スクラブ剤」
- 米国皮膚科学会(AAD)「How to safely exfoliate at home」
- 厚生労働省 報道発表「スクラブ等の不溶性成分を含有する洗顔料の使用上の注意事項について」(平成22年8月18日 薬食安発0818第1号・薬食審査発0818第1号)
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品等の使用上の注意について」(平成26年5月30日 薬食発0530第2号)
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)
- Kikuchi K, et al. Vulnerability of the skin barrier to mechanical rubbing. Int J Pharm 2020