この記事でわかること
- 酵素洗顔の酵素がしていること
- 毎日使えるかを決めるもの
- 酵素洗顔を休んだほうがいいとき
角栓やくすみが気になって酵素洗顔を使ってみたものの、毎日使っても肌に負担がないのか迷いますよね。
結論から言うと、毎日使っていいかは、製品の使い方の表示しだいです。表示どおりの回数で使い、肌が荒れている日は休むのが基本です。
酵素は、古い角質などタンパク質の汚れを切る
酵素洗顔の酵素は、タンパク質を切る道具です。はがれかけの古い角質は、ケラチンというタンパク質が主成分だからです。
肌の表面では、古い角質がはがれきらずに残ることがあります。角栓は、皮脂と古い角質が毛穴で固まったもの。角層が厚くなると、くすんで見えることもあります。
酵素は、古い角質の主成分のタンパク質を切って、汚れを落としやすくします。
たまる
酵素が切る
皮膚を清浄に
酵素は、成分表では「パパイン」「プロテアーゼ」などの名前で書かれます。化粧品の洗顔料として言えるのは、汚れを落として「皮膚を清浄にする」ところまでです。くわしくは酵素の記事で解説しています。
回数は、製品の使い方の表示どおりでいい
製品の使い方に書かれた回数なら、使えます。回数は製品ごとに決められていて、一律の正しい回数が決まっているわけではないからです。
角栓は、皮脂が出るかぎりまたできます。取りきろうと何度も洗うより、洗いすぎないことが基本です。理由は角栓がまたできる理由へ。
迷ったら、表示どおりの回数に戻しましょう。
赤みやかゆみがあるときは、休む
赤みやはれ、かゆみ、刺激があるときは休みます。使っていてこうした症状が出たら、使うのをやめましょう。はれものや湿しんなど、異常のあるところには使わないことが、化粧品の使用上の注意になっているからです。
パパインはアレルギーを起こしうる成分で、酵素入りの洗顔料で起きた例も報告されています。粉は吸い込まないように使います。赤く腫れたら皮膚科へ相談しましょう。
まとめ
- 酵素は、古い角質などタンパク質の汚れを切る
- 洗顔料として言えるのは「皮膚を清浄にする」まで
- 毎日使えるかは、製品の表示が優先
- 角栓は皮脂が出るかぎりまたできるので、洗いすぎない
- 赤み・かゆみ・刺激があるときは休む
表示どおりの回数で、肌の様子を見ながら使いましょう。
よくある質問
酵素洗顔は毎日使ってもいいですか?
製品の使い方に書かれた回数なら使えます。回数は製品の表示が優先で、一律の正しい回数が決まっているわけではありません。
酵素洗顔の酵素は、何をしているのですか?
タンパク質を切っています。はがれかけの古い角質はケラチンというタンパク質が主成分で、酵素洗顔はこうした汚れに向けた洗顔料です。
酵素洗顔を使わないほうがいいのは、どんなときですか?
赤みやはれ、かゆみ、刺激があるときです。使っていてこうした症状が出たら、使うのをやめましょう。パパインはアレルギーを起こしうる成分です。
この記事で参照した情報
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「洗顔料」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「プロテアーゼ」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「分解酵素」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「角栓」
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「くすみ」
- 池澤善郎ほか「パパイン酵素入り洗顔料による接触蕁麻疹とワサビによるアナフィラキシーの合併例」皮膚病診療 33(5):503-506, 2011 (J-GLOBAL)
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品等の使用上の注意について」(平成26年5月30日 薬食発0530第2号)
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)