- 成分表示の名前
- アスコルビン酸
- 入っている理由
- 肌を整え、うるおいを与えるため(薬用の有効成分は誘導体が中心)
- 安全性のめやす
- 20%より濃くしても効果は増えず、かえって刺激が出るおそれがあると報告されています
この記事でわかること
- ビタミンCでいちばん確かな効果
- シミができる流れと、ビタミンCが働くところ
- 塗る医薬部外品と飲む医薬品の違い
ビタミンC入りの化粧品はたくさんあって、結局シミにどう効くのか、塗るのと飲むのはどう違うのか迷いますよね。
結論から言うと、ビタミンCの効果でいちばん確かなのは、シミを防ぐことです。ただし、塗るものと飲むものでは、国が認めた言葉が違います。
ビタミンCでいちばん確かなのは、シミを防ぐこと
肌の悩みに対してビタミンCで確かなのは、シミを防ぐ働きです。塗るものは、医薬部外品の有効成分としてこの効能が認められています。
栄養素としてのビタミンCは、体の中でコラーゲンをつくるのに欠かせず、酸化から細胞を守る働きもあります。ただし紫外線は吸収しないので、日焼け止めの代わりにはなりません。
ビタミンCは、シミを防ぐ成分として見ておきましょう。
シミに向くのは、メラニンができるところを抑えるから
ビタミンCがシミに向くのは、シミのもとのメラニンができるところで働くからです。
紫外線を浴びると、肌の色のもとになるメラニンという色素が作られます。それがまわりの細胞に渡されてたまると、シミになります。
ビタミンC誘導体は、枠で囲んだ「メラニンができる」ところを抑えます。
浴びる
できる
渡される
しみになる
ビタミンCはそのままだと壊れやすいので、化粧品では形を変えた誘導体がよく使われます。誘導体は、メラニンができる途中の反応を抑え、できたメラニンの色を薄い状態に戻す働きもあります。シミの流れの入り口に近いところで働く成分です。
塗るものは「防ぐ」、飲むものは「緩和」
国が認めた言葉は、塗るものが「防ぐ」、飲むものが「緩和」です。
たとえば薬用の化粧品では「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」、飲む医薬品では「しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着」の緩和です。どちらもシミをなくす、という言葉ではありません。くわしくはビタミンCの記事で解説しています。
選ぶときは、「医薬部外品」の表示と「有効成分」の欄を見ましょう。
まとめ
- ビタミンCでいちばん確かなのは、シミを防ぐこと
- 誘導体は、メラニンができるところを抑える
- 塗る医薬部外品は「防ぐ」、飲む医薬品は色素沈着の「緩和」。日焼け止めの代わりにはならない
選ぶときは、「医薬部外品」の表示と「有効成分」の欄を見て、日中は日焼け止めと組み合わせましょう。
よくある質問
ビタミンCを塗るとシミはなくなりますか?
シミをなくすという効能は認められていません。薬用の化粧品で認められているのは「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」までで、飲む医薬品は色素沈着の「緩和」です。
ビタミンCを塗れば日焼け止めはいりませんか?
日焼け止めは必要です。ビタミンCは紫外線を吸収しないので、日焼け止めの代わりにはなりません。紫外線を防ぐのは日焼け止めの役目です。
化粧品にビタミンC誘導体と書いてあるのはなぜですか?
ビタミンCはそのままだと壊れやすいので、形を変えた誘導体が化粧品によく使われます。誘導体は、メラニンができる途中の反応を抑えます。