成分辞典1分でわかる

アゼライン酸は10%と20%で何が違う?日本と海外の違い

あるコスメオタク・2026.10.15・更新 2026.10.21・成分解説

この記事でわかること

  • 10%と20%の違いを決めるのは「区分」
  • 海外の薬と日本の化粧品で言えること
  • ヒリつきと、少量から試す使い方

アゼライン酸の化粧品を選ぶとき、10%と20%のどちらがいいのか、数字が大きいほど効くのか迷いますよね。

結論から言うと、10%と20%の違いは、数字より「区分」の違いです。海外の20%は医薬品で、日本の市販品は化粧品です。

違いを決めるのは、%ではなく区分

日本の市販品は化粧品なので、10%でも20%でも、言えるのは「肌を整える」などまでです。医薬部外品でもないので「にきびを防ぐ」とも言えません。

一方、アメリカやイギリスでは、20%のクリームがニキビに、15%のジェルが酒さ=顔に赤みやぶつぶつが出る状態に使われる処方薬です。

同じアゼライン酸でも、医薬品か化粧品かで言えることが変わります。

海外の効能は、薬として国が認めたもの

海外のニキビや酒さへの効能は、15%や20%の薬として国が認めたものです。化粧品は効能の承認を受けておらず、言える範囲は国が決めた56項目の中だけです。

化粧品の濃さは各社が決める数字で、成分表にも%は書かれません。%が薬と同じでも、薬と同じ扱いにはなりません。

使い始めは、少量を狭い範囲から試す

使い始めは、少量を狭い範囲から試します。濃さは刺激を左右する大きな要因の一つですが、%だけでは決まらないからです。

アゼライン酸入りの化粧品を使い始めるときの流れです。

区分を
確かめる
少量を
狭い範囲に
肌の様子を
見る
赤みで
やめる

たとえば海外の薬でも、20%のクリームより15%のジェルのほうがヒリつきの報告が多くあります。目や口に入れないようにし、ヒリつきや赤みが出たら使うのをやめましょう。治療の話は皮膚科へ。くわしくはアゼライン酸のルールで解説しています。

まとめ

%の大きさより、手に取った製品の区分を先に確かめましょう。

よくある質問

アゼライン酸の10%と20%で、効果は違いますか?

日本の化粧品なら、言える効果は同じです。どちらも「肌を整える」などの範囲までで、ニキビへの効能は海外の薬としての話です。

海外の20%の薬と、日本の市販品は同じものですか?

区分が違うので、同じものではありません。海外では20%のクリームや15%のジェルが医薬品で、日本の市販品は化粧品です。%が同じでも、薬と同じ扱いにはなりません。

濃いほどヒリつきやすいですか?

濃さは刺激を左右する要因の一つですが、それだけでは決まりません。海外の薬でも、20%のクリームより15%のジェルのほうがヒリつきの報告が多くあります。少量・狭い範囲から試しましょう。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

ひとことメモ:仕上がりや使用感には個人差があります。記載内容はブランドが公表している情報、および実際に使用した際の内容に基づくものです。

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