肌の悩み1分でわかる

1分でわかる乾燥肌の原因|向く成分と対策

あるコスメオタク・2026.10.13・更新 2026.10.21・肌の悩み

この記事でわかること

  • 乾燥肌で角層に起きていること
  • 乾燥肌に向く成分とその区分
  • 保湿剤の量と回数の目安

化粧水をつけても、時間がたつと肌がつっぱったり、粉をふいたりする。自分は乾燥肌なのか、何を使えばいいのか迷いますよね。

結論から言うと、乾燥肌は、肌のいちばん外側の角層で、水分が足りなくなった状態です。やさしく洗い、保湿剤を十分な量で塗るのが基本です。

乾燥肌は、角層のうるおいを守るしくみが崩れて起きる

乾燥肌は、角層のうるおいを守るしくみが崩れて、水分が逃げていくことで起きます。

角層は、3つの要素でうるおいを守っています。表面をおおう皮脂と汗の膜、細胞の中で水を抱える天然保湿因子、細胞のすき間を埋める細胞間脂質です。細胞間脂質の約50%はセラミドです。このどれかが崩れると、角層は水分を保てなくなります。

乾燥した肌では、すき間の脂や表面の膜が減って、角層の水分が逃げていきます。

乾燥した肌 脂が減り、水分が逃げる うるおった肌 水分を抱えて逃がさない 角層 表皮 真皮

崩れる原因は3つです。年齢による変化、冬の空気や洗いすぎなどの環境、そして病気や治療です。たとえば洗いすぎると、角層の天然保湿因子が流れ出てしまいます。

だから洗うときは、泡でやさしく洗い、崩れたしくみを保湿剤で補うのが基本になります。

向くのは、すき間を埋めるセラミドと、おおって守るワセリン

乾燥肌に向くのは、崩れたしくみを補う成分です。水分が逃げる原因が、すき間の脂や表面の膜が減ることにあるからです。

セラミドは、細胞間脂質の約半分を占める、すき間を埋める成分そのものです。化粧品として言えるのは「皮膚の乾燥を防ぐ」などの範囲です。ワセリンは、皮脂の膜のように肌をおおって、水分が逃げるのを防ぎます。皮膚科でも使われますが、べたつきやすいのが弱点です。

保湿剤には、この肌をおおうタイプのほかに、水を引き寄せるタイプもあります。代表は尿素やヘパリン類似物質で、ヘパリン類似物質は皮膚科で使う医薬品です。かゆみや湿疹が続くときは、皮膚科で相談しましょう。

保湿剤は、約0.5gを1日2回が目安

どれくらい塗ればいいのか、迷う人は多いと思います。めやすは、約0.5gを手のひら2枚分の広さに、1日2回です。

日本皮膚科学会の手引きでは、年齢による皮脂欠乏症、つまり皮脂が足りずに肌が乾く状態に、保湿剤を塗ることを強くすすめています。0.5gは、人差し指の先から第1関節までの量です。1日1回より2回のほうが、高い保湿効果を期待できます。

少なすぎると、補う力も足りません。量と回数を意識すると、同じ保湿剤でも変わります。くわしくは乾燥肌の記事で解説しています。

まとめ

まずは洗い方と保湿剤の量を見直しましょう。

よくある質問

乾燥肌の原因は何ですか?

年齢による変化、空気の乾燥や洗いすぎなどの環境、病気や治療の3つです。冬の外気や冷暖房、こすり洗いも原因になります。

乾燥肌は皮脂が足りないせいですか?

皮脂だけが原因ではありません。角層は、皮脂と汗の膜、天然保湿因子、細胞間脂質の3つでうるおいを守っていて、どれが崩れても乾燥します。

保湿剤はどれくらい塗ればいいですか?

約0.5gを手のひら2枚分の広さに、1日2回が目安です。0.5gは、人差し指の先から第1関節まで押し出した量です。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

ひとことメモ:仕上がりや使用感には個人差があります。記載内容はブランドが公表している情報、および実際に使用した際の内容に基づくものです。

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