肌の悩み1分でわかる

1分でわかる脂漏性皮膚炎の原因|向く成分と対策

あるコスメオタク・2026.10.13・更新 2026.10.21・肌の悩み

この記事でわかること

  • 脂漏性皮膚炎が起きるしくみ
  • 皮膚科の薬と薬用シャンプーの違い
  • ふだんの洗顔と保湿のしかた

小鼻のわきや眉のあたりが赤く、粉をふいたように皮がむける。皮脂が多いせいなのか、何を使えばいいのか迷いますよね。

結論から言うと、脂漏性皮膚炎は皮膚の病気なので、手当ての中心は皮膚科の塗り薬です。化粧品は、ふだんの肌を支える役です。

脂漏性皮膚炎は、肌にいる菌への反応で起きると考えられている

脂漏性皮膚炎には、だれの肌にもいるカビの仲間、マラセチアと、それに対する人の側の反応が関わると考えられています。

出やすいのは、頭皮や眉、小鼻のわき、耳のまわり、胸の中央など、皮脂の多い場所です。マラセチアは皮脂を分けて、炎症のきっかけになる物質をつくると考えられています。

同じ菌がいても、炎症が出るかどうかは人によって違います。

皮脂の多い
場所
菌が皮脂を
分ける
人により
炎症が出る
赤みと
皮むけ

ただ、同じ菌がいても出る人と出ない人がいます。名前に「脂」とつきますが、皮脂の量はたいてい正常で、不潔やアレルギーが原因でもありません。皮脂の多さより、菌への反応がポイントです。

治療は皮膚科の塗り薬で、化粧品は支える役

治療は皮膚科の塗り薬で行い、薬用シャンプーや化粧品は、ふだんの肌を支える役です。区分によって、できることが違うからです。

皮膚科では、ケトコナゾールの塗り薬が出ます。原因に関わる菌に働く医薬品で、効能に脂漏性皮膚炎の名前があります。フケ用の薬用シャンプーは医薬部外品で、効能は「ふけ・かゆみを防ぐ」までです。

化粧品では、顔を1日2回洗い、無香料の保湿剤で乾燥を防ぎます。赤みと皮むけが続くときは、皮膚科で相談しましょう。

寒く乾いた冬に悪くなりやすい

季節によって赤みや皮むけが変わる気がする、と思う人もいますよね。脂漏性皮膚炎は、寒く乾いた冬に悪くなりやすい病気です。

中高年での研究では、夏に脂漏性皮膚炎がある人は冬の約6割で、男性は女性の約2倍という結果があります。冬に重くなりやすいことは、ほかの資料とも一致します。

冬に赤みや皮むけが増えたら、早めに皮膚科で相談しましょう。くわしくは脂漏性皮膚炎の記事で解説しています。

まとめ

赤みと皮むけが続くときは、まず皮膚科で見てもらいましょう。

よくある質問

脂漏性皮膚炎は皮脂が多いのが原因ですか?

皮脂の量は、たいてい正常です。常在菌のマラセチアと、それに対する人の側の反応が関わると考えられています。

フケ用の薬用シャンプーで脂漏性皮膚炎はよくなりますか?

薬用シャンプーは医薬部外品で、効能は「ふけ・かゆみを防ぐ」までです。治療は皮膚科の塗り薬で行います。

脂漏性皮膚炎は冬に悪化しやすいですか?

冬に悪化しやすいことは、複数の資料で一致しています。中高年の研究では、夏にある人は冬の約6割でした。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

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