この記事でわかること
- 美容液の本数に決まりはあるか
- 重ねる順番は何を見て決めるか
- 刺激が重なるときの減らし方
美容液をいくつも持っていると、全部重ねていいのか、どれを先に塗ればいいのか迷いますよね。
結論から言うと、美容液を何本まで重ねていいか、という決まりはありません。本数より、製品の使い方の欄と、刺激が重ならないかを見て決めます。
美容液の本数と順番を決めるときの流れです。
読む
ものは分ける
1本ずつ
減らす
使い方の欄を読み、刺激が重なるものは分けて、1本ずつ足していく。この流れで決めれば迷いません。
順番は、製品の使い方の欄を見て決める
重ねる順番は、まず製品の使い方の欄に従います。使い方を間違えると、肌トラブルの原因になることがあるからです。
たとえば、順番が書いてあれば、それに従います。書いていなければ、水っぽいものから油っぽいものへ重ねるのが一般的な考え方です。くわしくはスキンケアの順番へ。
迷ったら、使い方の欄が先と覚えておけば大丈夫です。
刺激が出やすいものどうしは、使う日を分ける
赤みやヒリつきが出やすい成分どうしは、同じ夜に重ねず、使う日を分けます。製品を使いすぎると、肌を刺激することがあるからです。米国皮膚科学会も、エイジングケアの製品を何本も使うときは特に注意するよう呼びかけています。
たとえば、レチノールと角質ケアの酸は、どちらも赤みやヒリつきが出やすい成分です。同じ夜に重ねず、使う日を分けると安心です。
本数を数えるより、刺激が重ならないかを見るのが大事です。
新しく足すのは1本ずつ、合わなければ減らす
たくさん重ねたほうが早くきれいになる気がしますよね。でも、新しく足すのは1本ずつにして、合わなければ減らします。1本ずつなら、合わないときに原因がわかるからです。
米国皮膚科学会も、エイジングケアの製品はまず1つから始めるよう勧めています。赤みやかゆみ、刺激が出たら、すぐに使うのをやめます。続くときは、使った製品と全成分表示を持って皮膚科へ行きましょう。
何本重ねても、化粧品で言える効能の範囲は変わりません。少ない本数から始めるのが近道です。
まとめ
- 何本まで、という決まりはない
- 順番は製品の使い方の欄が先。なければ水っぽいものから
- レチノールと酸など、刺激が出やすいものは日を分ける
- 新しく足すのは1本ずつ
- 赤みやかゆみが出たらやめて、続けば皮膚科へ
少ない本数から始めれば、合わないときにすぐ気づけます。
よくある質問
美容液は何本まで重ねていいですか?
何本まで、という国や業界団体の決まりはありません。製品の使いすぎは肌を刺激することがあるので、米国皮膚科学会は、エイジングケアの製品を何本も使うときは特に注意するよう呼びかけています。
美容液を2本使うときは、どちらを先に塗りますか?
製品の使い方の欄に順番があれば、それに従います。書かれていなければ、水っぽいものから油っぽいものへ重ねるのが一般的な考え方です。
美容液を重ねてピリピリしたらどうすればいいですか?
すぐに使うのをやめて、洗い流しましょう。赤みやかゆみが続くときは、使っていた製品と全成分表示を持って皮膚科で相談します。再開するなら1本ずつにすると、原因がわかります。
この記事で参照した情報
- 日本化粧品工業会「化粧品の使用説明書について」
- 日本化粧品工業会「化粧品を使うときに注意していただきたいこと」
- 日本化粧品工業会「もし肌トラブルが起きてしまったときは」
- American Academy of Dermatology「Should I apply my skin care products in a certain order?」
- American Academy of Dermatology「How to maximize results from anti-aging skin care products」
- American Academy of Dermatology「Retinoid or retinol?」(2021年5月25日更新)
- American Academy of Dermatology「How to safely exfoliate at home」(2026年2月6日更新)
- 日本化粧品技術者会(SCCJ) 化粧品用語集「油性原料」
- 厚生労働省医薬食品局長通知「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)