- 成分表示の名前
- ハナスゲ根エキス、水添ポリイソブテン
- 入っている理由
- 肌にうるおいを与え、ととのえるため(体や脚のケア製品で使われる)
- 安全性のめやす
- 化粧品の効能にバストや胸の語はなく、塗るだけでバストアップとはうたえません
この記事でわかること
- ボルフィリンがどんな原料か
- バストケアの話で出る理由
- 化粧品として言える範囲
「ボルフィリン配合」のボディクリームを見ると、塗るだけでバストが大きくなるのか気になりますよね。
結論から言うと、ボルフィリンは植物のエキスを油に溶かした原料の商品名で、化粧品で「バストが大きくなる」とはうたえません。化粧品として言えるのは、肌にうるおいを与えるといった範囲です。
ボルフィリンは、植物のエキスを油に溶かした原料
ボルフィリンは、ひとつの成分ではなく、2つの成分を組み合わせた原料の商品名です。中身は、ハナスゲという植物の根のエキスと、それを溶かす油性の成分の水添ポリイソブテンです。
ボルフィリンは、ハナスゲの根のエキスを油性の成分に溶かした原料です。
ハナスゲの根
エキスを溶かす
原料の商品名
ハナスゲは、日本薬局方に生薬「チモ」として載っている、漢方でおなじみの植物です。成分表では「ハナスゲ根エキス」などと書かれ、「ボルフィリン」の名前は出てきません。
成分表で探すときは、ハナスゲ根エキスの名前を見ましょう。
バストケアの話で出るのは、体をふっくら見せるとされるから
ボルフィリンがバストケアの話で出るのは、体の輪郭をふっくら見せる原料として紹介されるからです。もともとの用途は体と脚のケアですが、日本ではバストケアの成分として紹介されることが多いのです。
でも、化粧品の広告でうたえる効能は56項目と決まっていて、そこに「バスト」「胸」「ボリューム」という言葉はありません。いちばん近い「肌にはりを与える」も、肌の状態の話です。
「塗るだけでバストアップ」という広告は、化粧品では書けない内容と考えておきましょう。
化粧品として言えるのは、うるおいを与える範囲
化粧品のボルフィリンに言えるのは、肌にうるおいを与えるといった範囲です。原料の半分は油性の成分だからです。
肌の乾燥は、いちばん外側の角層から水分が逃げて起きます。化粧品に入る油性の成分は、一般に、この水分が逃げるのを抑える役をします。くわしくはボルフィリンの記事へ。
ボルフィリン入りのボディクリームは、うるおいのためのボディケアとして選ぶと考えやすいです。
まとめ
- 植物のエキスを油に溶かした原料の商品名で、成分表では「ハナスゲ根エキス」などと書かれます
- 体をふっくら見せる原料として、バストケアの話で紹介されることが多い原料です
- 化粧品の効能に「バスト」という言葉はなく、言えるのはうるおいの範囲です
「塗るだけでバストアップ」という広告は、化粧品では書けない内容です。
よくある質問
ボルフィリンを塗るとバストは大きくなりますか?
化粧品で「バストが大きくなる」とはうたえません。化粧品の効能に「バスト」「胸」という言葉はなく、言えるのは肌にうるおいを与えるといった範囲です。
ボルフィリンは成分表にどう書かれますか?
「ハナスゲ根エキス」などと書かれます。成分表に「ボルフィリン」と書かれることはありません。
ボルフィリンは乾燥に関係がありますか?
原料の半分は油性の成分です。化粧品の油性の成分は、一般に肌から水分が逃げるのを抑える役をします。