- 成分表示の名前
- 水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲンなど
- 入っている理由
- 肌の表面で水分を抱えてうるおいを保つため(保湿)
この記事でわかること
- 肌のコラーゲンと乾燥が、肌のどこの話か
- 塗るコラーゲンが乾燥に向く理由と、言える範囲
- 塗るものと飲むものの違い
「コラーゲン配合」と書いてあると、塗れば肌のコラーゲンを補えるのか、飲むのとどう違うのか、気になりますよね。
結論から言うと、塗るコラーゲンは、角層の表面で水分を抱えてうるおいを保つ保湿成分です。塗っても飲んでも、そのまま肌のコラーゲンになるわけではありません。
肌のコラーゲンは、真皮でハリを支えるタンパク質
肌のコラーゲンは、角層よりずっと下の真皮で、肌を支えているタンパク質です。真皮の70%以上を占め、肌のハリのもとになっています。
一方で、乾燥は肌のいちばん外側の角層で起きます。角層の水分が足りなくなると、肌はかさつきます。ハリを支える真皮と、乾燥が起きる角層は、場所が違うのです。
乾燥に向くのは、塗ると角層の表面で水分を抱えるから
塗るコラーゲンが乾燥に向くのは、角層の表面で水分を抱えて、うるおいを保つからです。とても大きな成分なので、肌の中へは入らず、表面にとどまります。
塗ったコラーゲンは角層の表面で水分を抱え、真皮のコラーゲンはそのままです。
小さく分けた加水分解コラーゲンも、保湿のために入れられます。塗ったものが真皮まで届いて、肌のコラーゲンの代わりになるわけではありません。
化粧品で言えるのは「うるおいを与える」「はりを与える」まで
塗るコラーゲンの化粧品で言えるのは、「肌にうるおいを与える」「肌にはりを与える」などの範囲です。国が決めた化粧品の効能の言葉だからです。
飲むコラーゲンは食品で、おなかでアミノ酸やペプチドに分けられてから吸収されます。肌への働きを調べた研究は、結果が分かれています。塗るものは保湿成分、飲むものは食品と、分けて考えましょう。
まとめ
- 塗るコラーゲンは、角層の表面でうるおいを保つ保湿成分
- 化粧品で言えるのは「肌にうるおいを与える」「肌にはりを与える」など
- 飲むものは分けて吸収される食品で、研究の結果は分かれている
塗るなら、うるおいのための保湿成分として選びましょう。くわしくは、コラーゲンの記事で解説しています。
よくある質問
コラーゲンを塗ると、肌のコラーゲンは増えますか?
増えるわけではありません。塗るコラーゲンは大きな成分で、肌の表面にとどまって水分を抱え、うるおいを保つ保湿成分です。
飲んだコラーゲンは、肌のコラーゲンになりますか?
そのまま肌のコラーゲンになるわけではありません。おなかでアミノ酸やペプチドに分けられてから吸収される食品で、肌への働きを調べた研究は結果が分かれています。
低分子のコラーゲンなら真皮まで届きますか?
化粧品でいう浸透は角層までの話です。小さく分けた加水分解コラーゲンも、化粧品では肌の保湿を目的に入れられています。