この記事でわかること
- 顔用を首に使うときの決め方
- 首のしわで化粧品が言える範囲
- 首にも日焼け止めがいる理由
顔用の化粧水やクリームを首にも塗っていいのか、首専用のものを買うべきなのか、迷う人は多いと思います。
結論から言うと、顔用の化粧品は、使い方の欄で首に使えるとあれば、首にも使えます。首のしわと日焼け止めのことも、順に答えます。
顔用も、首に使えると書かれていれば塗っていい
使い方の欄で首に使えるとあれば、顔用を首に塗ってかまいません。化粧品の効能では、顔も首も同じ「肌」の扱いだからです。
ただ化粧品は、部位ごとに成分や感触を目的に合わせてつくられています。たとえばボディ用には、メントールやアルコールが多いものもあり、顔には避けたほうがよいとされます。くわしくは部位で違う肌の記事へ。
どこに使うかは、製品の使い方の欄に従う、と覚えておきましょう。
首のしわに化粧品で言えるのは、乾燥による小じわまで
首のしわについて化粧品で言えるのは、「乾燥による小じわを目立たなくする」までです。化粧品が働くのは、肌のいちばん外側の角層までだからです。
角層が乾くと、表面に浅い溝ができます。これが乾燥による小じわです。保湿して角層がうるおうと、この浅い溝が目立ちにくくなります。
化粧品が働くのは角層までで、乾燥による小じわを目立たなくするところまでです。
この効能を書けるのは、決められた試験で確かめた「効能評価試験済み」の製品だけです。首には、深い溝が交わるしわもできます。深いしわは、角層よりずっと下の真皮という肌の土台の変化によるものです。「しわを改善する」は、国が有効成分ごとに審査する医薬部外品の効能です。
深いしわが気になるときは、皮膚科で相談しましょう。
首にも日焼け止めはいる
首にも日焼け止めを塗りましょう。首は塗り忘れやすいうえに、紫外線の影響を受けやすい場所だからです。
日本皮膚科学会は、首やうなじを塗り忘れやすい場所に挙げています。首は顔と同じく外の影響を受けやすく、紫外線による肌の老化、つまり光老化が起きやすい場所です。光老化は、深めのしわにかかわります。ただ、日焼け止めの効能は「日やけを防ぐ」などで、しわを防ぐとはうたえません。
量は製品の使い方の欄に従いましょう。塗り方は日焼け止めの塗り方の記事へ。
まとめ
- 顔用は、使い方の欄で首に使えれば首にもよい
- ボディ用は成分がちがうことがあるので、顔には使い方の欄を見て決める
- 化粧品で言えるのは「乾燥による小じわを目立たなくする」まで
- 深いしわは真皮の変化で、気になるときは皮膚科へ
- 首とうなじは、日焼け止めの塗り忘れに注意
顔のお手入れのついでに、首まで手をのばしてみましょう。
よくある質問
顔用の化粧水やクリームを首に塗ってもいいですか?
使い方の欄で首に使えるとあれば、塗ってかまいません。化粧品の効能では顔も首も同じ肌の扱いですが、使う部位は製品ごとの使い方に従いましょう。
首のしわは、化粧品でなくせますか?
なくせるという効能はありません。化粧品で言えるのは、効能評価試験済みの製品の「乾燥による小じわを目立たなくする」までです。「しわを改善する」は医薬部外品の効能です。
首にも日焼け止めは必要ですか?
はい、塗りましょう。首やうなじは塗り忘れやすい場所で、紫外線による光老化も起きやすい部位です。量は製品の使い方の欄に従います。