使い方と選び方1分でわかる

たるみは化粧品でどこまで?誤解しやすい3つのこと

あるコスメオタク・2026.10.16・更新 2026.10.21・使い方と選び方

この記事でわかること

  • 化粧品で言えるたるみの効能の範囲
  • 塗ったコラーゲンが肌の上でしていること
  • たるみのために毎日できること

頬やフェイスラインが下がってきた気がすると、リフトアップをうたうクリームやマッサージでなんとかなるのか気になりますよね。

結論から言うと、たるみは化粧品で引き上げられるものではありません。よく言われる3つの誤解を、ひとつずつ見ていきましょう。

誤解1:化粧品で言えるのは「肌にはりを与える」まで

塗るだけで引き上がったらうれしいですよね。でも、化粧品に、リフトアップや引き上げの効能はありません。国が決めた化粧品の効能は56項目で、たるみに近いのは「肌にはりを与える」「肌をひきしめる」だからです。

「ひきしめる」も、フェイスラインが上がるという意味ではありません。たるみは、角層よりずっと下の真皮で肌のはりが弱まることに、顔の脂肪や骨の変化が重なって起こります。化粧品が働くのは角層までです。

化粧品で言えるのは、はりを与えるところまでと覚えておきましょう。

誤解2:塗ったコラーゲンは、肌のコラーゲンにならない

塗ったコラーゲンは、肌のコラーゲンにはなりません。とても大きな成分で、肌の中へは入らず、表面で水分を抱えてうるおいを保つからです。

化粧品でいう「浸透」は、肌のいちばん外側の角層までの話です。小さく分けた加水分解コラーゲンも、保湿のために入っています。くわしくはコラーゲンの記事へ。

塗るコラーゲンは、うるおいを保つ保湿の成分です。

誤解3:引き上げは医療の話で、毎日の土台は紫外線対策

マッサージなら引き上がりそう、と思いますよね。引き上げをめざす施術は医師が行う医療の話で、毎日できるのは紫外線を防ぐことです。たるみの原因は、肌の表面よりずっと下の真皮や、顔の脂肪・骨にあるからです。

その真皮の線維を傷めるのが紫外線です。紫外線を長く浴び続けて肌の老化が速まることを光老化といい、頬のたるみもその症状のひとつに挙げられています。

日焼け止めは、枠で囲んだ流れの入り口の紫外線を減らします。

紫外線を
浴びる
真皮の線維が
傷む
はりが弱まり
たるむ

マッサージで引き上げようとするより、毎日の日焼け止めを土台にしましょう。

まとめ

化粧品の言葉の範囲を知って、紫外線対策を続けましょう。くわしくは肌のたるみの記事へ。

よくある質問

化粧品でたるみはリフトアップできますか?

できるとは言えません。化粧品で言えるのは「肌にはりを与える」などの範囲で、リフトアップや引き上げに当たる効能はありません。

コラーゲンを塗ると肌のコラーゲンは増えますか?

増えるわけではありません。塗るコラーゲンはとても大きな成分で、肌の表面にとどまって水分を抱え、うるおいを保ちます。

マッサージでたるみは引き上がりますか?

引き上げをめざす施術は、医師が行う医療の話です。たるみの原因は真皮や顔の脂肪・骨の変化にあり、毎日の手入れの土台は紫外線を防ぐことです。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

ひとことメモ:仕上がりや使用感には個人差があります。記載内容はブランドが公表している情報、および実際に使用した際の内容に基づくものです。

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