この記事でわかること
- SPFとPAが防ぐ日やけの違い
- 「SPF50+」「PA++++」の意味
- 数字と同じくらい大事な塗る量と塗り直し
日焼け止めの「SPF50+」「PA++++」を見ても、何が違って、どの数字を選べばいいのか迷いますよね。
結論から言うと、SPFは肌が赤くなる日やけ、PAは肌が黒くなる日やけを防ぐ目安で、数字と同じくらい大切なのが塗る量と塗り直しです。
SPFは赤くなる日やけ、PAは黒くなる日やけの目安
SPFとPAは、防いでいる日やけの種類が違います。SPFは肌が赤くなる日やけを起こす紫外線、PAは肌が黒くなる日やけを起こす紫外線を、どれだけ防ぐかを表しているからです。
たとえばSPFは、何倍の紫外線の量まで赤くならないかという倍率です。時間ではないので、30倍長くもつという意味ではありません。「SPF50+」は、50よりたしかに高いという意味で、60や100という意味ではありません。
PAは、黒くなる紫外線を防ぐ力を「+」の数で4段階にしたものです。いちばん上の「++++」は、2013年から使えるようになりました。赤くなるのがSPF、黒くなるのがPA、と覚えておけば大丈夫です。
数字で選んだら、十分な量を塗って塗り直す
数字は選ぶときの目安にして、塗るときは量と塗り直しを守ります。数字が大きいほど、「+」が多いほど防ぐ力は高くなりますが、それは決まった量を塗って測った値だからです。
日焼け止めを選んでから塗り直すまでの順番です。
選ぶ
2回
のばす
で塗り直す
顔なら、手のひらに1円玉を置いたくらいの量を2回、ムラなくのばします。そして2〜3時間おきを目安に塗り直します。
選んだ数字を生かすのは、塗る量と塗り直しです。
重ねて塗っても、SPFは足し算にならない
日焼け止めの上にSPF入りの下地を重ねたら、数字が足されると思いますよね。でも、SPFは足し算できません。数字は製品ごとに測った値だからです。
それより大切なのは、塗る量です。多くの人は、測るときの量の3分の2ほどしか塗っておらず、効果は半分くらいになってしまいます。
重ねる数より、十分な量をムラなく塗ることを意識しましょう。くわしくはSPFとPAの記事へ。
まとめ
- SPFは赤くなる日やけ、PAは黒くなる日やけの目安です
- SPFは時間ではなく倍率で、「50+」は50よりたしかに高いという意味です
- PAは「+」の数で4段階、いちばん上は「++++」です
- 顔は1円玉大を2回、2〜3時間おきに塗り直します
- 重ねてもSPFは足し算にならないので、量と塗り直しが大切です
選んだあとは、1円玉2回分をきちんと塗りましょう。
よくある質問
SPF30なら30倍の時間、効果が続きますか?
いいえ、SPFは時間ではなく、紫外線の量の倍率です。何倍の量まで肌が赤くならないかを表します。
日焼け止めを重ねたらSPFは足し算できますか?
できません。SPFは製品ごとに測った値なので、足し算はできません。十分な量をムラなく塗ることが大切です。
日焼け止めは顔にどのくらい塗ればいいですか?
顔なら、1円玉大を2回が目安です。塗り直しは2〜3時間おきがすすめられています。