保湿成分

アミノ酸(アルギニン、グリシン、セリン など)

天然保湿因子(NMF)の約40%を占める成分。角層のうるおいと柔軟性に関わる。

くわしい働き

SCCJ用語集によると、角層のアミノ酸はフィラグリンというタンパク質が分解されて生じ、角層細胞を覆う脂質とともに角層を正常に保つ働きをしている。NMF(天然保湿因子)の中でもっとも多い成分群で、皮膚の乾燥を防ぎ柔軟性に関与する。化粧品にはこのNMFを補う目的で各種アミノ酸が配合される。

この成分をくわしく扱った記事

角層をやさしく解説!うるおいとバリアのしくみとは? →

この成分が出てくる記事

PCA-Naとは|角層にある保湿成分ピロリドンカルボン酸ナトリウムの働きと安全性 角層のPCAは、フィラグリンからできたグルタミンから生まれる 角層の天然保湿因子に含まれるアミノ酸は、主にフィラグリンというたんぱく質から来ています。フィラグリンは角層の中で形を変えてほどけ、水を吸いやすいアミノ酸にまで細かく分解されます。 ミノンの成分を解説|アミノモイストの9種のアミノ酸と化粧品・医薬部外品の表示の違い まとめ 化粧品の商品では、バリンからアルギニンまでの9種のアミノ酸が、いつも同じ並びで続けて書かれています メディキューブの成分を解説|PDRNピンク・ゼロ毛穴・グリシルグリシンの全成分の読み方 グリシルグリシンセラムの全成分に、グリシルグリシンという名前はない 商品名の10は、グリシルグリシンそのものの量ではなく、原料の配合率です。ブランドの公表値では、グリシルグリシンを含む原料を10%配合しているとされています。名前にない成分では、12番目にアデノシン、22番目にナイアシンアミド、32番目にレチノール、33番目にアスコルビン酸、49番目にセラミドNPがあり、55番目以降にサリチル酸、グリコール酸、パンテノール、グリチルリチン酸2Kが並んで、末尾にはアミノ酸9種が続きます。グリシルグリシン自体は、アミノ酸のグリシンが2つつながった小さな成分です。 トリデンの成分を解説|ダイブインのヒアルロン酸5種とシリーズ別の全成分の読み方 名前の成分が何番目かは、シリーズで大きく違う セルメイジング コラーゲン ポア パーフェクティング アンプルでは、コラーゲンの仲間が19〜23番目に5つ続けて並びます。コラーゲン、コラーゲンアミノ酸、コラーゲンエキス、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲンで、ブランドはこれをまとめて5D複合コラーゲンと呼んでいます。ソリッドイン セラミド リップエッセンスは形がまったく違い、1番目がポリイソブテン、2番目がワセリンと油の成分が上位を占めます。セラミドは10〜14番目に5つ並び、表示名はセラミドNP、NS、AS、EOP、APです。

出典

SCCJ 化粧品用語集「アミノ酸」

化粧品としてうたえる効能は厚生労働省が定める56項目に限られます。このページは成分の働きと配合目的を説明するもので、特定の効果をうたうものではありません。

保湿成分とは

角層の水分を保つことを目的に配合される成分。SCCJ用語集は保湿剤を、水分を保持する「ヒューメクタント」と、閉塞して蒸散を防ぐ「エモリエント」に大別している。

同じ分類の成分

ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 尿素 PCA-Na 乳酸 セラミドNP、セラミドAP など 加水分解コラーゲン 乳酸桿菌発酵液、乳酸菌培養液 パンテノール

← 成分早見表(81成分)に戻る