商品とブランドやさしい解説

トリデンの成分を解説|ダイブインのヒアルロン酸5種とシリーズ別の全成分の読み方

あるコスメオタク・2026.10.06・成分解説

トリデンの美容液の成分表を見ると、ヒアルロン酸という言葉がいくつも並んでいて、どれが何なのか、どのくらい入っているのか迷う人も多いのではないでしょうか。

人気のダイブインセラムの成分表には、ヒアルロン酸の仲間が5つあり、いちばん上は10番目です。ほかのシリーズも、名前になっている成分が何番目にあるかを見ると、成分表がぐっと読みやすくなります。

NEW ダイブイン セラムの全成分で、ヒアルロン酸の仲間などが何番目にあるか。

ダイブインセラムのヒアルロン酸の仲間は5つ 1番目 水 2番目 BG 3番目 グリセリン 4番目 DPG 8番目 パンテノール 10番目 加水分解ヒアルロン酸 14番目 ヒアルロン酸Na 21番目 アセチルヒアルロン酸Na 22番目 ヒアルロン酸クロスポリマーNa 23番目 加水分解ヒアルロン酸Na 25番目 エクトイン 27番目 セラミドNP ヒアルロン酸の仲間 10・14・21・22・23番目 上位の4つより後ろに並ぶ 名前にない成分も パンテノールは8番目 エクトイン、セラミドNPも 上位の4つは 水・BG・グリセリン・DPG 2026年9月発売のリニューアル品。日本公式サイトの全成分の順番

トリデンは、2015年に生まれた韓国のブランド

トリデンは、2015年12月に生まれた韓国のスキンケアブランドです。ブランドを持つのは韓国の大田広域市にある株式会社トリデンで、日本ではマルマンH&B株式会社が総代理店として輸入し、販売しています。韓国の公式サイトでは、成分を中心にして肌へのなじみまで考えたスキンケアを掲げており、日本の公式サイトに並ぶシリーズも、ヒアルロン酸のダイブイン、CICAやアゼライン酸のバランスフル、ビタCやコラーゲンのセルメイジング、セラミドのソリッドインと、どれも名前に成分が入っています。

トリデンの基本情報と、日本公式サイトに並ぶおもなシリーズ。

トリデンは、シリーズの名前に成分が入っている 生まれ 2015年12月 韓国のブランド 日本での販売 マルマンH&Bが 総代理店 日本での区分 どの商品も 化粧品 日本公式サイトに並ぶおもなシリーズ ダイブイン ヒアルロン酸 バランスフル CICA・アゼライン酸 セルメイジング ビタC・コラーゲン ソリッドイン セラミド ブランドを持つのは韓国の株式会社トリデン

日本で売られている商品はどれも化粧品で、薬用の医薬部外品として売られている商品はありません。名前になっている成分も、化粧品としてうるおいを与えたり肌を整えたりする目的で配合されています。なお、看板のダイブインシリーズは2026年9月14日にリニューアル品が発売されました。この記事では、2026年10月時点の日本公式サイトに載っているリニューアル品の全成分を使って順番を数えています。

ダイブインセラムのヒアルロン酸の仲間は、10〜23番目に5つ

リニューアル品のNEW ダイブイン セラムの全成分には、ヒアルロン酸の仲間が5つ並んでいます。10番目の加水分解ヒアルロン酸、14番目のヒアルロン酸Na、21番目のアセチルヒアルロン酸Na、22番目のヒアルロン酸クロスポリマーNa、23番目の加水分解ヒアルロン酸Naです。ブランドはこの5つをまとめて5Dヒアルロン酸と呼び、どれも保湿成分と注記しています。上位の4つは水、BG、グリセリン、DPGで、ヒアルロン酸の仲間はそのあとに続きます。

ダイブインのブランドの言葉と、成分表や注記での名前の対応。

ブランドの言葉を、成分表の名前に置きかえる ブランドの言葉 成分表や注記では 5Dヒアルロン酸 成分表では5つの名前に分かれる 低分子ヒアルロン酸 成分表では10番目の加水分解ヒアルロン酸 従来品の2〜5倍 ブランドの公表値。配合の割合は非公表 肌に届くという説明 届くのは角層までと注記されている 分子量の数値はブランドから示されていません

ブランドが低分子ヒアルロン酸と呼んでいるのは、10番目の加水分解ヒアルロン酸です。加水分解は大きな成分を分けて小さくしたという意味ですが、分子の大きさは原料ごとに幅があり、この商品の分子量の数値は示されていません。ブランドの説明では、主要な商品でこの成分の配合量を従来品の2〜5倍に増やしたとされていますが、これは同じブランドの前の処方と比べた数字で、配合の割合は公表されていません。また、ブランドは肌に届く範囲を角層までと注記しており、化粧品のヒアルロン酸が働くのも角層です。

名前の成分が何番目かは、シリーズで大きく違う

名前になっている成分が何番目にあるかは、シリーズによってさまざまです。バランスフル CICA セラムでは、名前のもとになっているツボクサエキスが8番目にあり、すぐ前の7番目はパンテノールです。この商品にもヒアルロン酸の仲間が入っていて、18番目に加水分解ヒアルロン酸、19番目にヒアルロン酸Naがあります。セルメイジング ビタC ブライトニング アンプルでは、ビタミンCの仲間の3-O-エチルアスコルビン酸が5番目と上のほうにあります。ブランドの説明では5種類のビタミンCを組み合わせているとされ、そのうちビタミンCそのものであるアスコルビン酸は34番目です。

シリーズ別に、名前の成分が全成分の何番目にあるか。

名前の成分が何番目にあるかは、シリーズで違う 商品 名前の成分 何番目 1 後ろ→ ダイブイン セラム ヒアルロン酸の仲間5つ 10・14・21〜23 バランスフル CICA セラム ツボクサエキス 8 ビタC アンプル 3-O-エチルアスコルビン酸 5 アスコルビン酸 34 コラーゲン アンプル コラーゲンの仲間5つ 19〜23 セラミド リップエッセンス セラミド5つ 10〜14 ビタCとコラーゲンはセルメイジング、リップはソリッドインのシリーズ 2026年10月時点の日本公式サイトの全成分で数えた順番

セルメイジング コラーゲン ポア パーフェクティング アンプルでは、コラーゲンの仲間が19〜23番目に5つ続けて並びます。コラーゲン、コラーゲンアミノ酸、コラーゲンエキス、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲンで、ブランドはこれをまとめて5D複合コラーゲンと呼んでいます。ソリッドイン セラミド リップエッセンスは形がまったく違い、1番目がポリイソブテン、2番目がワセリンと油の成分が上位を占めます。セラミドは10〜14番目に5つ並び、表示名はセラミドNP、NS、AS、EOP、APです。

名前にない成分では、パンテノールとナイアシンアミドが上のほう

商品名には出てこなくても、成分表の上のほうに入っている成分があります。目立つのはパンテノールで、ダイブインセラムでは8番目と、5つのヒアルロン酸の仲間のどれよりも前にあります。CICAセラムでは7番目、ビタCアンプルでは24番目です。パンテノールは、体の中でビタミンB5に変わる前の形の成分です。もう1つはナイアシンアミドで、ビタCアンプルでは4番目と名前のビタミンCより1つ前に、コラーゲンアンプルでも6番目と、コラーゲンの仲間より前に並んでいます。

名前にない成分で目立つものの位置。

名前にない成分が、名前の成分より前にあることも パンテノール CICA セラム 7番目 ダイブイン セラム 8番目 ビタC アンプル 24番目 ナイアシンアミド ビタC アンプル 4番目 コラーゲン アンプル 6番目 ダイブインセラムでは アラントイン 11番目 エクトイン 25番目 セラミドNP 27番目 ビタCアンプルでは、ナイアシンアミドが名前のビタミンCより1つ前 2026年10月時点の日本公式サイトの全成分で数えた順番

ダイブインセラムには、11番目にアラントイン、25番目にエクトインも入っています。エクトインは、ブランドの説明ではリニューアルで新しく加えた整肌成分とされています。また、名前にセラミドが入るのはソリッドインのシリーズですが、ダイブインセラムにも27番目にセラミドNPが入っています。

成分表の順番は、上のほうだけが量の目安

化粧品の全成分は配合量の多い順に並びますが、1%以下の成分と着色剤は互いに順不同で書いてよいと、2001年の国の通知で決まっています。しかも、どこからが1%以下なのかは表示されません。そのため、上位の成分が製品の土台だということは読み取れても、ダイブインセラムで21番目のアセチルヒアルロン酸Naが23番目の加水分解ヒアルロン酸Naより多い、といった後ろのほうどうしの比べ方はできません。名前の成分が何番目にあるかも、多い少ないの断定ではなく、全成分表示の中での位置の目安として見るのが正確です。

全成分の順番を読むときの注意。

順番が量の目安になるのは、上のほうだけ 境目は表示されない 多い順に並ぶ 上位は製品の土台 1%以下は順不同 後ろどうしの量は比べられない 処方が変わることがある 手元の容器の全成分で確かめる 日本と韓国は別 韓国の区分や表示量は日本の商品と別 商品ごとに並びは違う 同じシリーズでも1つずつ見る 1%以下と着色剤は順不同でよいと、2001年の国の通知で決まっています

処方が変わることにも注意が必要です。ダイブインのようにリニューアルした商品では、手元にある前のパッケージと成分の並びが違うことがあるので、容器の全成分で確かめるのが確実です。また、ビタCアンプルは韓国では機能性化粧品として売られていますが、日本では化粧品で、韓国の区分や表示されている配合量は日本の商品にそのまま当てはまりません。同じシリーズでも商品ごとに並びは違うので、1つずつ見ていきましょう。

まとめ

成分表は、上位の土台と、名前の成分の位置を見るだけでも十分に読めます。手元の商品の全成分と見比べながら、気になる成分を1つずつ調べてみてください。

よくある質問

トリデンのダイブインセラムには、ヒアルロン酸が何種類入っていますか?

リニューアル品の全成分には、ヒアルロン酸の仲間が5つあります。10番目の加水分解ヒアルロン酸、14番目のヒアルロン酸Na、21〜23番目のアセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、加水分解ヒアルロン酸Naです。

トリデンの低分子ヒアルロン酸は、成分表のどれですか?

10番目の加水分解ヒアルロン酸です。ブランドがこの成分を低分子ヒアルロン酸と呼んでいます。分子量の数値や配合の割合は公表されていません。

トリデンのシリーズは、名前の成分が何番目にありますか?

シリーズによって違います。CICAセラムのツボクサエキスは8番目、ビタCアンプルの3-O-エチルアスコルビン酸は5番目、コラーゲンアンプルのコラーゲンの仲間は19〜23番目、セラミドのリップエッセンスのセラミドは10〜14番目です。

トリデンの商品は医薬部外品ですか?

いいえ、日本で売られている商品はどれも化粧品です。ビタCアンプルは韓国では機能性化粧品として売られていますが、韓国の区分は日本の商品には当てはまりません。

成分表の後ろのほうにある成分は、少ししか入っていないのですか?

順番だけでは言えません。全成分は配合量の多い順ですが、1%以下の成分と着色剤は順不同で書いてよく、どこからが1%以下かも表示されないためです。

あるコスメオタクの写真

この記事を書いた人:あるコスメオタク日本化粧品検定1級

中央大学大学院に通う大学院生。韓国コスメが好きすぎて、気になったアイテムは自腹で試して回っている一消費者です。スキンケアと、成分・制度の背景を調べるのが好きです。公的資料やメーカーの公式情報にあたって、「化粧品にできること・できないこと」を分けて書くことを心がけています。(運営方針)

ひとことメモ:仕上がりや使用感には個人差があります。記載内容はブランドが公表している情報、および実際に使用した際の内容に基づくものです。

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