この記事でわかること
- チクチクのもとになる粒の正体
- 使う回数と、間をあける理由
- 使うのをやめて皮膚科へ行くめやす
リードルショットを塗るとチクチクしますが、何が肌にささっているのか、毎日使っても大丈夫なのか気になりますよね。
結論から言うと、チクチクのもとは海綿という生き物の骨のかけらなどからできた細かい粒で、回数は製品の注意書きに従えば大丈夫です。針といっても、金属の針ではありません。
チクチクのもとは、海綿からできたシリカの細かい粒
チクチクのもとは、スピキュールと呼ばれる、とがった細かい粒です。
海綿の骨のかけらなどからでき、シリカという硬い無機物の、両端がとがった細い棒です。この粒が肌のいちばん外側の角層にささるので、チクチクと感じます。シカと呼ばれるツボクサのエキスが針になっているわけではありません。
成分表では「シリカ」や「加水分解カイメン」と書かれます。数字の違いは、この粒の量の段階です。チクチクの正体はとても小さな天然の粒、と覚えておきましょう。
回数は注意書きどおりにして、刺激がある日は間をあける
毎日使ったほうが早く変わる気がしますよね。でも、回数は手元の製品の注意書きに従い、刺激を感じる日は間をあけます。粒がささったあとの角層は、もとに戻るまで少し時間がかかるからです。
研究で見られた、粒が角層にささってから通り道が閉じるまでの流れです。
塗る
ささる
できる
閉じる
研究では、粒は角層に2〜3日以上とどまり、角層にできた小さな通り道は約5日で閉じたという結果があります。だから、レチノールやピーリングと同じ日に重ねないのが無難です。
肌の様子を見ながら、間をあけて使うと考えると安心です。
赤み・はれ・かゆみが出たら、やめて皮膚科へ
赤み・はれ・かゆみが出たら、使うのをやめて皮膚科に相談します。肌が合っていないサインだからです。
傷や湿疹のある部分には、はじめから使いません。チクチクが強いほどよく働く、というものでもありません。化粧品で言える浸透は角層までで、肌あれの治療は皮膚科の話です。
チクチクは効き目のめやすではなく、肌の様子がめやすです。
まとめ
- チクチクのもとは、海綿の骨のかけらなどからできたシリカの粒
- 粒が角層にささるので、チクチクと感じる
- 回数は製品の注意書きに従い、刺激がある日は間をあける
- レチノールやピーリングとは同じ日に重ねない
- 赤み・はれ・かゆみが出たらやめて皮膚科へ
チクチクの強さより、肌の様子を見ながら使いましょう。
よくある質問
リードルショットのチクチクの正体は何ですか?
スピキュールと呼ばれる細かいとがった粒です。海綿という生き物の骨のかけらなどからでき、シリカという硬い無機物でできています。
リードルショットは毎日使ってもいいですか?
回数は手元の製品の注意書きに従いましょう。粒がささった角層はもとに戻るまで数日かかるので、刺激を感じる日は間をあけ、レチノールやピーリングと同じ日に重ねないのが無難です。
チクチクが強いほど効くのですか?
チクチクの強さは、効き目のめやすではありません。赤み・はれ・かゆみが出たら、使うのをやめて皮膚科に相談しましょう。
この記事で参照した情報
- Zhang S, et al. Skin Delivery of Hydrophilic Biomacromolecules Using Marine Sponge Spicules. Mol Pharm 2017;14:3188-3200
- Zhang C, et al. Biomater Sci 2019;7:1299-1310
- Zhang C, et al. Pharmaceutics 2021;13(12):2119
- 日本化粧品工業会「化粧品の使用上の注意表示に関する自主基準」(2016年12月1日)
- 京都府 講演資料 日本化粧品工業会「化粧品等の適正広告ガイドライン」
- 大韓化粧品協会 お知らせ(韓国 食品医薬品安全処 化粧品政策課-3118号 2024年5月1日)