- 成分表示の名前
- ヒアルロン酸ナトリウム
- 入っている理由
- 水分を抱えて肌にうるおいを与えるため(保湿)
この記事でわかること
- ヒアルロン酸が水を抱える力
- 乾燥が起きるしくみと、ヒアルロン酸が向く理由
- 化粧品として言える効果の範囲
化粧水や美容液でよく見るヒアルロン酸。保湿にいいと聞くけれど、肌の中で何をしているのか気になりますよね。
結論から言うと、ヒアルロン酸の効果は、水をたくさん抱えて、肌にうるおいを与えることです。乾燥が気になる肌に向く、保湿の成分です。
ヒアルロン酸は、水をたくさん抱える保湿の成分
ヒアルロン酸は、水を抱える力がとても強い成分です。1gで約6Lの水分を保てるとされています。
もともとは、角層より下にある真皮にある成分です。化粧品には、ふつう「ヒアルロン酸ナトリウム」という名前で、保湿のために入っています。
乾燥に向くのは、乾いた角層に水分を抱えさせるから
ヒアルロン酸が乾燥に向くのは、乾いた角層で水分を抱えて、うるおいを補うからです。まず、乾燥がどう起きるかを見てみましょう。
肌のいちばん外側の角層は、皮脂・天然保湿因子・細胞間脂質のバランスでうるおいを保っています。このバランスがくずれて水分が逃げ、角層の水分が足りなくなった状態が乾燥です。
ヒアルロン酸が水分を抱えて、乾いた角層にうるおいを与えます。
塗ったヒアルロン酸は、肌の表面で水分を抱えて、逃げにくくします。粒が大きいものは表面で水分を守り、小さいものは角層のすき間になじむとされています。働くのは角層までです。
化粧品として言えるのは「皮膚にうるおいを与える」まで
ヒアルロン酸入りの化粧品で言えるのは、「皮膚にうるおいを与える」という範囲です。国が決めた化粧品の効能の言葉に、この表現があるからです。
ヒアルロン酸の役目は、まさにこの「うるおいを与える」ことです。乾燥が気になるときの保湿の成分として選びましょう。くわしくはヒアルロン酸の記事で解説しています。
まとめ
- ヒアルロン酸は、1gで約6Lの水分を保てるとされる成分です
- 乾いた角層で水分を抱えて、うるおいを与えます。働くのは角層までです
- 化粧品として言えるのは「うるおいを与える」範囲です
水分を抱えるヒアルロン酸と、すき間の脂を補うセラミドは、役割の違う保湿の成分です。乾燥が気になるときは、組み合わせて選んでみてください。
よくある質問
低分子のヒアルロン酸なら、角層より深くまで届きますか?
化粧品でいう浸透は角層までです。分子量が小さくても、それより深い部分に届くという意味ではありません。
ヒアルロン酸は、どれくらい水を抱えますか?
1gで約6Lの水分を保てるとされています。水を抱える力がとても強く、化粧品には保湿剤として幅広く使われています。
「5種のヒアルロン酸配合」とは、どういう意味ですか?
大きさの違うヒアルロン酸を重ねて入れているという意味です。大きいものと小さいものは役割が違うので、組み合わせるのが定番です。